コグニサイズとは国立長寿医療研究センターが認知症予防のために開発した、運動と認知課題(計算、しりとりなど)を組み合わせたトレーニングです。運動で体の健康を促すと同時に、計算などの課題で脳の活動を活発にすることで、認知症の発症を遅らせることができます。
国立長寿医療研究センター
老年学・社会科学研究センター
センター長
島田裕之先生
『コグニサイズの運動は、軽く息が弾む程度「ちょっとしんどい」くらいが目安です。また、運動しながら頭を使う行為は「ちょっと難しい」です。途中で間違えても、恥ずかしく思ったり、情けなく思う必要はありません。むしろ簡単にできてしまうような課題では、効果は期待できません。
一つの課題ができるようになってきたら、次の課題に進んで、常に「ちょっと難しいかな?」と思うことに挑戦してください。この「ちょっとしんどい」、「ちょっと難しい」が重要なんです。』
絶対に無理をしない
ストレッチから始める
こまめに水分を摂る
痛みを感じたら、即、中断
転倒に注意
短時間でも毎日行う
しんどいくらいが最適
慣れてきたら次の課題
複数の課題を行う
根気よく続ける