部屋に“草原のそよ風”が吹きわたる…中高年に人気の体がだるくならない微風。
ドウシシャ
かもめ扇風機
サイズ | 幅39.5×奥行39.5×高さ約67cm(低)・約102cm(高)・羽根径30cm、コード長さ2.5m ※一部組立式。 |
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重さ | 3.65kg |
消費電力 | 1.5〜23W、無段階(14段階)調節 ※電気代目安0.62円/時(強) |
材質 | ABS |
付属品 | リモコン、収納袋 |
製造国 | 中国 |
※リモコン、アダプターは3年間無料修理の対象外。
環境チェック情報
主要材料 | 経口部分・食品接触部分使用材料 | 電源コード・プラグの材質 | 梱包材 | |
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コード | プラグ | |||
ABS | なし | PVC | ABS | 段ボール、ポリ袋(PE) |
CO₂排出量情報
消費電力 | 使用時間 | CO₂排出量 | 電気代目安 |
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23W(強) | 1日8時間、4ヶ月使用すると960時間 | 8.61kgCO₂ | 596円 |
ゆるやかな羽ばたきが生む肌をなでる風。
この10年で扇風機の風は変わった。息がつまるような人工の風から、自然な風へ。中でもかもめの羽ばたきをお手本にした「そよ風」は、いまだ本機だけだ。
肌をなでるようなそよ風がつくれるのは、本機のプロペラがかもめの羽を模しているから。かもめがゆっくりした羽ばたき(弱い風力)で遠くまで飛べるのは、風を受ける羽の先端に厚みがあって、さらに空気抵抗に合せて羽に角度をつけて飛ぶため。
本機のプロペラはこの羽構造をそっくり真似してあるので、微風でも部屋中に吹きわたらせることができるのだ。
このかもめの羽ばたきを扇風機のプロペラに組み込んだのは、世界の豪華客船や大型コンテナ船のスクリュープロペラを手掛ける岡山県のナカシマプロペラ(意匠登録済み)。
省エネ設計の直流モーターなので、消費電力は「弱」だとたった1.5W。「弱」は運転音も静かで人の呼吸音なみの13.1dB。
82歳になったけど、70代とは体力が違う。寝つきがわるくなったし、体温調節もスムーズにいかない。夏はこの扇風機を頼りにしている。6年前の夏にロケ中に気分がわるくなって倒れたことがあるからね。熱中症はやっぱりこわいよ。
昔の扇風機は弱だと涼しくないし、強だと息がつまって風がつらかったけど、これはそよ風でも熱気を体からしっかり遠ざけてくれる。編集室で使うときは、人が増えて暑くなったら風を少し強くするだけで部屋に風が行きわたって涼しくなる。朝晩の涼しい時間帯なら冷房なしでこのそよ風で十分だよ。
木村大作さん(映画監督・キャメラマン)