麻のさわやかさはそのまま、ふわりと柔らかな肌触りに仕上げる伝統染め。
グラズ
東炊きチュニックブラウス
色 | ホワイト、ネイビー |
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サイズ | M〜Lのみ |
重さ | 約257g |
素材 | 麻100% |
洗濯方法 | 手洗い ※ネイビーは濡れた状態で擦れると色移りすることがあります。 |
製造国 | 日本 |
サイズ | バスト(適応バスト) | 着丈 | 肩幅 | 袖丈 |
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M〜L | 110cm(79〜94cm) | 78.5cm | 38.5cm | 47cm |
麻100%のブラウスですから涼しいのは当然ですが、驚くのはその肌触り。初めて袖を通したときから、着なれた綿ガーゼのように肌になじんでくれます。
この柔らかさを引き出しているのは、「東炊き」と呼ばれる染めの伝統技法です。小さな五右衛門風呂に生地と染料を入れて炊くことで、高温で揉まれた生地がしなやかに染め上がる……100年ほど前までは隅田川沿いに並ぶ染物屋さんがこぞって手がけていたそうですが、手間がかかることから戦後には廃れてしまいました。
この手法を6年前に復活させた工房がありました。東京都墨田区の川合染工場(1951年設立)です。社長の川合創記男さんは、「現代の生地染めは、染めて絞って乾燥するまですべて機械。うちも永年そうでした。でも機械染めは、生地のもつ表情やしなやかさを閉じ込めてしまう感じがして。
それで文献と首っ引きで挑戦したのが『東炊き』です。小さな釜で少しずつ染めるのでとにかく効率はわるいですが、麻をここまで柔らかく染めてあげられるのはうちだけだと自信を持っています」
染めた生地は人の手で釜から取り出して天日干し。乾いたら縫製して洗います。染めたり洗ったりするときにできるシワやうねりで、1点1点異なる表情が生れています。
製品化は、大人向けのカジュアル服で人気のグラズ(1933年創業)。前を閉めてスリムに着ても、開けてさらりと羽織ってもきれいなデザインです。ゆったり着られるワンサイズで、お腹もお尻もふんわりカバーします。
生地は肌にまとわりつかないワッフル地。肘が隠れる8分袖です。
準備数:800着