醤油スープの新しい波、「鶏と水で取った清湯スープ」の醤油のキレに驚かされた。
東京・東長崎
カネキッチンヌードルの鶏清湯醤油ラーメン6食
内容量 | スープ300g、麺150g×6食組 |
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原材料 | [麺]小麦粉、卵、食塩/かんすい、酒精、加工でんぷん(打ち粉) [スープ]鶏がら、にぼし、宗田かつお、りんご、たまねぎ、昆布、醤油、しいたけ、酒、みりん |
賞味期限 | 製造日より「冷凍」30日 冷凍便 |
使用添加物 | かんすい、酒精、加工澱粉(打ち粉) |
アレルギー表示原料 | 小麦、卵、大豆、鶏肉、りんご |
栄養成分
栄養成分(1食あたり) | ||||
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カロリー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 食塩相当量 |
438kcal | 19.4g | 1.7g | 86.6g | 7.7g |
清湯(ちんたん)スープとは、鶏と水で白濁しないようにていねいに取った透き通ったスープのこと。ここに醤油ダレを加えることで、美しい醤油スープが生れる。店主の金田広伸さんは、つけ麺の有名店「六厘舎」で6年半の修業を経て、17年に独立した気鋭の職人である。
麺
麺の表面に細かい胚芽の粒が見える。「富良野とみ川」の玄麦全粒粉の麺を彷彿させるが、食感は逆で、「シコシコというよりツルツル」の細めのストレート麺だ。生中華麺専門の「三河屋製麺」に依頼した全粒粉の特注麺で、しっかりした醤油スープに負けないコシの強さがある。
スープ
鶏の出汁とキレのある醤油の味が強い。薄味に慣れている人には少し濃く感じるかもしれないが、その分、旨みが強い。
地鶏丹波黒どりの鶏ガラを2回に分けて部位ごとに投入して、まずは強火で1時間半炊いて骨の旨みを引き出す。続いて、中火で3時間半炊いて肉の旨みを引き出して、コクのあるスープができあがる。
醤油ダレは、滋賀の「丸中醤油」、群馬の「日本一しょうゆ」、埼玉の「笛木醤油」など、なんと10種のブレンドだ。
調理方法
具はついていない。冷凍パックのまま、スープを沸騰したお湯で10分湯煎。別の鍋で麺を2分茹でて、湯切りしてスープと合せる。
白ネギの角切りをトッピングすると、味の濃いスープにマッチする。
【お店について】
『カネキッチンヌードル』は2017年開業。西武池袋線「東長崎駅」南口から徒歩2分。「ミシュランガイド東京2019」〜「同 2021」でビブグルマン(価格以上の満足感が得られる料理の名店)に3年連続選出。