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「寝汗をかいてもサラサラなのが気持ちいい。ヒンヤリ感を楽しみながら昼寝をしています」
上田秀人さん
(作家)

医師だった母親が開いていた診療所を、私の仕事場として建て替えたのが4年前。床は暖かいし、寝転がって資料も読めて便利だなと思ってカーペットにしました。

ところが冬に建て替えたものだから、「夏」のことをすっかり忘れてしまった。カーペットは夏になると暑くて暑くて、とても寝転がっていられない。

そんなときに編集者の友人が教えてくれたのが、このビーグ敷きでした。

気に入りました。まずビーグの香りがいいですね。高級旅館の畳の香りと言ったらいいのかな。いつもクーラーを〝弱〞にして、ビーグのヒンヤリ感を楽しみながら昼寝をします。少し寝汗をかいても、ビーグが汗を吸ってくれるからサラサラしている。厚みがあるから寝ていても体が痛くならないので、短い時間でもぐっすり眠れます。

もう3年くらい敷きっぱなしですけど、ささくれもないし、縫い目もしっかりしています。

うえだひでと/1959年、大阪府生れ。歯科医と作家の二足の草鞋で活動。『奥右筆秘帳』シリーズが2014年版「この時代小説がすごい!」の第1位に。近著は『日雇い浪人生活録(三)金の策謀』(ハルキ文庫)。

汗をかいてもベタつかず爽やか。生産量が少ない沖縄産ビーグで織った夏の〝ひんやり昼寝〟の必需品。【本品は小社でしか入手できません】

高温多湿の沖縄で昔から畳表に使われてきた「ビーグ」で織った涼しい敷物です。

ビーグとはふつうのい草に比べて太さが約2倍ある沖縄のい草のこと。太い分、吸湿性が高いので夏に昼寝をしても、長時間座っても、汗でベタベタしにくいのです。

太くて表皮が厚く、ささくれができにくいため「永く使えるい草」として重宝されてきましたが、近年は中国産い草に押されて栽培農家は減る一方です。

本品をつくっているのは、いまや沖縄でもかなり少なくなってしまったビーグ生産者の外間元定さん(国頭村)と照屋守和さん(うるま市)のお二人。

ご自分の畑で栽培したビーグを、ご自宅に備えた織り機で1枚ずつ織り上げているので、大量生産ができない貴重物です。

4枚重ねで厚さは1.5センチもある。座り心地フカフカで夏の昼寝にぴったり。

● 表地1枚……外間さんと照屋さんが織り上げた沖縄産ビーグ。
● 中地2枚……熊本八代産い草。
● 裏地1枚……ポリエステルフェルト。

4枚重ねで厚さが1.5センチもあるから、座り心地はフカフカ。寝転がってもサラサラで涼しいから昼寝にもぴったりです。

オフシーズンは天日乾燥後、畳んで収納しておけば4、5年はもつはずです。

約3畳の「3枚はぎ」と約2.5畳の「2枚はぎ」の2サイズ。