これ1台で「つまずき防止の昇降運動」から「ストレッチ」「筋力トレーニング」までできるふみ台の進化形。
東急スポーツオアシス
斜めふみ台
サイズ | 幅55×高さ16×奥行40cm |
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重さ | 2.5kg |
耐荷重 | 100kg |
素材 | 本体:ポリプロピレン、TPR 滑り止めマット:塩ビ |
付属品 | シニア用トレーニングブック |
製造国 | 台湾 |
※滑り止めマットは無料修理の対象外。
つまずき予防用にふみ台を買ったものの、単調な昇降運動に飽きて押入れの肥やしに……筋肉が衰えやすいシニアの運動は継続しないと意味がありません。本器は多彩なメニューで飽きずにつづけられます。
従来の平台とはちがい、本器は斜面を活用してストレッチ、お尻シェイプアップ、筋トレもできます。付属のトレーニングブックで紹介しているシニア用メニューは8種。1日に3種ずつ運動しても、56通りの組合せになるから飽きづらいです。
もともとは、スポーツジムの大手「東急スポーツオアシス」がジム用として開発したふみ台。傾斜は20度。この20度はむろん、足首関節の正常可動域です。
20度の傾斜で昇降運動が進化しました。本器と従来の平台で5分間昇降運動をした結果、本器のカロリー消費量は、従来の平台よりも30%多かったです。
本器の開発に参画した運動生理学の研究者、順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科の町田修一教授は、「傾斜があるぶん、バランスを維持するために体幹の筋肉を使い、つねにふくらはぎの下腿三頭筋がストレッチ状態になって刺激された結果、カロリー消費量が上がったと考えられます」
――シニアの人でも20度傾斜は大丈夫ですか。
「そもそもジムではシニア用として使われています。慣れるまでは椅子や壁の近くに置いて、手で支えながら運動してください。自信がない人は家族に介助してもらってください」
(一財)製品安全協会の定めたステッパー器具基準の耐久負荷試験を、3年分・3万6000回行ってもビクともしない耐久性も評価した。
順天堂大学・町田修一教授監修のもと編集部にて呼気代謝測定テスト(18年5月31日)。60代女性、50代男性、40代女性が本品と高さ10cmの平台で各5分間同リズムで昇降運動を実施し、各消費カロリー(酸素摂取量)を算出したところ、平均値は本品が30.8%高かった。
「昇降運動もいいけど、のるだけで足首がグンと伸びるストレッチも気に入ってます。」
田辺忠裕さん(古河市・73歳・使用歴4ヵ月)
もう9年くらい平らなふみ台で運動していたのに、5年前から道路のわずかな起伏や石畳につま先が引っかかってつまずくことが多くなりました。
脚の筋肉は維持してても、つま先が上がっていないんだな、と考えていたときにこの『斜めふみ台』を見つけたんです。つまずき防止にいいと聞いた足首とふくらはぎのストレッチ、それに腹筋までできるふみ台ならいいかなと申込みました。
これ、上にのるだけで足首の関節とふくらはぎがグンと伸びて気持ちいい。上体を倒す必要がないからラクです。
昇降運動をすると5分ほどで汗が出てきます。不思議なのですが、平らなふみ台だと10分近くやらないと汗は出ません。傾斜のおかげでしょうか。
朝と晩に20〜30分かけて、昇降運動とストレッチと腹筋を2ヵ月つづけたころから街歩きでつまずかなくなってきました。これのおかげかもしれません。