小さいくせにブルブルブルッは強烈
アテックス
振動型運動機「スクエアボード」
サイズ | 幅42×奥行40×高さ12.5cm、コード長さ2m |
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重さ | 約8.5kg |
材質 | ABS、鋼 |
消費電力 | 70W ※電気代目安0.32円/10分 |
付属品 | パワーベルト、保護マット、リモコン |
耐荷重 | 100kg |
製造国 | 中国 |
※10分で電源自動オフ
さすがはアテックス!ここまでの小型化、ありがとう。最新の「乗るだけ運動機」は太もも、ふくらはぎを引き締めてくれるだけでなく、転倒予防トレーニングにも使われています。
売る前から確実に売れると判っているケース、年に3点あるかないか。これは超数少ないそのひとつ。乗るだけで下半身を引き締めてくれる「乗るだけ運動機」だから、どんな運動苦手族でも「それなら、やってみるか」と思うよね。これまでのものは大き過ぎて狭い部屋には置けなかったが、本機は約42×40×高さ12.5cmの超小型。朝晩10分、これに乗って踏ん張るだけなので、どんな運動苦手族もつづけられる。2ヵ月つづけると、ほら、太もも、お尻、引き締まってきたでしょ。
運動苦手族の初心者からアスリートまでトレーニングできる本格版です。
共同開発者の大阪体育大学、石川昌紀教授が本機による脚の筋活動を測定した結果は下表の通り。
筋活動測定結果(単位:mV) | |||
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通常ポジション | アスリートポジション | 振動なしの立ち姿勢 | |
外側広筋 | 0.028 | 0.034 | 0.018 |
腓腹筋 | 0.019 | 0.026 | 0.008 |
前脛骨筋 | 0.011 | 0.022 | 0.006 |
※50〜70代の男女5人の5秒間筋活動平均値
さらに、足の向きを90度変える“アスリートポジション”で乗れば、筋活動は外側広筋で通常の乗り方の約1.2倍、前脛骨筋は2倍に増えます。
このアスリートポジションを考案した石川教授は、NHKスペシャル『ミラクルボディー』でも解説をしていた科学的トレーニングのスペシャリストです。「通常の乗り方だと左右の足が交互に上下する振動、アスリートポジションだと、両足の前後が交互に上下する振動になります。後者の振動のほうが身体のバランスは崩れやすいので、バランスを保つために脚を踏ん張ることになり、筋活動量が増えます」
ボードの振動を上半身に伝えることができる付属のパワーベルトも石川教授の考案です。
「パワーベルトを使うことで、下半身だけでなく、同時に上半身にも振動を伝えられ、効率的な全身トレーニングになります。
また、パワーベルトが身体をボードに押さえつける働きをするために振動がしっかり伝わり、脚の筋活動量も増えます。パワーベルト使用時は、歩くとき、踏ん張るときに使う外側広筋が、階段を上がるときと同じくらいの筋活動量(0.055mV)になりました」
操作リモコンは腕時計型。ブルブル運動中にリモコンをどこに置こうかと困ることはありません。
メーカーは大阪市のアテックス(1992年設立)。スポーツジムに置かれるタイプの「乗るだけ運動機」の製造も手がけています。
本機の重量は8.5kg(競合品の多くは10kg以上)。
耐荷重は100kgまで。
●本機の運動範囲はとても広範で、初心者からアスリートまでトレーニングできます。
そのため初心者の方がいきなり「アスリートポジション」で運動を始めると、相当に強い振動を感じて転倒する恐れがあるのでご注意ください。
●運動不足の方や60代以上の方は驚くほど強く振動を感じることがありますので、最初はもっともゆっくり(マニュアルモードの1)で振動具合をお確かめください。
テスト条件
筋活動の状況を筋電図にて計測……50〜70代の男性3名女性2名の予め指定した筋肉箇所に、筋活動測定器を装着し、本品の振動中5秒間の筋活動量を筋電図にて計測。筋細胞が発生する活動電位を、電極を通して検出記録した。単位は、mV(ミリボルト)