• 21mm厚の3層クッションで、シャツのシワもラクに伸ばせる。
  • 適度な弾力でアイロンが自然に沈み、生地に密着する。
  • この複層構造が「蒸気をため込む」理由。
  • 山澤治夫さん監修のアイロン掛け指南書つき。

失敗しないアイロンがけなら、伝説のプレス師が開発した、“蒸気を味方につける”アイロン台で。

この道52年、伝説のプレス師直伝の「3層クッション」が、蒸気をためてシワをほぐす。

手仕上げアイロンの匠である山澤治夫さんのアイロン哲学は、一にも二にもシワをほぐす蒸気。50年以上にわたる職人歴のなかで、試行錯誤の末にたどりついたのが、この厚さ21mmの「蒸気熱をため込むアイロン台」です。

山澤さんが一貫して蒸気にこだわる理由は明快。衣服のシワは繊維がよれて固まった状態なので、まず生地に蒸気を行きわたらせてほぐす必要があるからです。

この「蒸気シワほぐし」を極めるべく、山澤さんが永年改良してきた作業アイロン台を家庭用にしたのが本品です。

山澤さんから「そっくり再現してください」と厳重指示されたのがクッションの厚みと弾力。

「クッションが厚いほど蒸気熱をため込めますが、厚すぎると蒸気の抜けがわるくなって戻りジワがつきやすくなる。いろいろ試してきてたどり着いたベストが21mmという厚みです。

クッション材の柔らかさも大切で、アイロンの重みで少し沈むくらいがいい。弾力でアイロンの掛け面に生地がぴたっと密着して蒸気がしっかり浸透します。この上からの密着蒸気と、クッションがため込んだ下側のたっぷり蒸気で生地をサンドイッチすることで、深いシワもラクにほぐせるのです」

この山澤さんのアイロン理論に深く共鳴したとおっしゃる、手芸ジャーナリストの林ことみさんに本品の使用感をうかがいました。

やまさわはるお/プレス師歴52年。縫製メーカーのプレス部門で研鑽を積み、1995年にヤマサワプレスを創業。7人のプレス職人とともに、年間10万点以上を仕上げる。

「このクッションの蒸気ため込み力はウールで実感しました。アイロン2往復ほどで座りジワが伸びます」

林ことみさん(手芸ジャーナリスト)

――クッションで掛けやすさは変化しましたか?

「ええ、たしかに違います。私が感心したのはウール。たとえば紳士用のスーツや制服によく使われる綾織のウールは、目が詰まっているせいで座りジワや膝裏、股の横ジワなど深いシワがつきやすい。蒸気をたっぷり含ませないとなかなか取れません。以前のアイロン台のときはアイロンを何度も往復させてやっと取れるくらいの感覚でしたが、これは蒸気をため込むおかげでしょう、2往復ほどでラクに取れました。

 このフカフカは、綿のワイシャツのボタン部分を掛けるときもすごく便利。ボタンが自然に沈むのでシャツを裏返して一気に掛けられます。脇の縫い目もフカフカの縁のカーブに添わせて掛けると立体的にきれいに仕上がります」

――購入者からは「大きすぎる」という批評もありました。

「たしかに高齢の方が出し入れされるには重いかもしれませんね。ただ、この幅は紳士用のズボンを掛けるにはなかなかいい。小さなアイロン台だと、ズボンを垂らしながら少しずつ移動してかけるので戻りジワがつきやすいのですが、これだと一気に掛けられます。一長一短かな」

 クッションの下はアルミ蒸着生地とスチールメッシュ。アルミ蒸着生地にはピンホール状の微細な通気孔があいているので、蒸気熱を服に反射する一方、下にたまった余分な蒸気を逃がしてくれます。

 形は左右対称にカーブをつけた「豆型」。むずかしい肩まわりやパンツの曲線のシワもラクに伸ばせます。アイロン下手な人ほど自信がつくはずです。

はやしことみ/刺繍やソーイングの分野で活躍。数々の著作のほか、ワークショップや作品展でも活動中。近著に、手仕事の楽しみやテクニックをつづった『手仕事礼讃』(誠文堂新光社)がある。

山澤治夫のクッションアイロン台は通販生活でしか入手できません。
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