• 業務用のボイラー蒸気に近い濃密な蒸気が連続して噴き出す。
  • スチームモードは高温、低温の2種が選べ、ほかにスチームなしのドライモードもある。

蒸気切れのイライラよさらば。この「連続20分濃密スチーム」ならシワがスルスル取れる。

アイロンで競うべきは蒸気のパワーじゃなく、柔らかい蒸気を連続して出すことだった。

シャツを上手にアイロンがけできると好評の『クッションアイロン台』。その作者であるプレス師の山澤治夫さんにお話をうかがった折、驚くべき発言を耳にしました。

「家庭用のアイロンって、どうして蒸気のパワー、つまり瞬間量で競っているのかね? ホントは柔らかい蒸気を連続して当ててほぐした方がシワは取れるのに」

――そのアイロン、ぜひつくらせてください!

ということでお手本にしたのは、もちろん山澤さんの業務用アイロンです。お尻にはボイラーに直結したホースがついていて、切れ目なく蒸気が出続けます。

「アイロンが苦手な人は蒸気の使い方がヘタなんです。生地のシワ、つまり繊維のヨレは蒸気でほぐしてやらないと取れないのに、高温でグイグイやりたがる。

蒸気がただ強いのもムダで、糸の打ち込み数が多いワイシャツは蒸気が強いと織り目にぶつかって跳ね返ってしまう。ショットスチームを当ててもシワが取れないのは、蒸気が浸透していない証拠」

山澤さんがアイロンに求める条件は、柔らかい蒸気を連続して出せること。

ところがこれが難題で、ふつう家庭用アイロンはタンクからポトポト落ちる水を電熱で蒸気にする「滴下式」のため、連続でスチームを出すと水の供給が間に合わずにどうしても蒸気切れしてしまいます。

これを解決したのが、昭和3年創業の電熱家電の老舗、石崎電機製作所です。本機はアイロン内部を2部屋に分けて、蒸気切れを解消しました。

・1部屋め……電磁ポンプがタンクから水を次々と電熱部へ送り出して蒸気をつくり続ける、いわば業務用アイロンのボイラー役。

・2部屋め……つくった蒸気をため込んですばやく送り込む。タンク(300㎖)を満水にした場合連続噴出できる蒸気は約20分。持ち手のレバーを引いている間は切れ目なく蒸気を出し続ける。

石崎電機がもうひとつこだわったのは蒸気の細かさです。電熱部で水分子を砕きながらスチーム化することで、一般的な家庭用アイロンの蒸気より細かい10㎛以下(メーカー調べ)の濃密蒸気がをつくれます。

「業務用のボイラー蒸気に近いね。ミスト状の細かい粒子だから、1度当てただけで生地が柔らかくなって軽くシワが伸ばせる。私の想像を超えてきたな」(山澤さん)

スチームで十分にシワをほぐせるため、掛け面の温度は山澤さん推奨の低め設計(高約155℃・低約135℃)です。

スチーム待機室を搭載した「2部屋構造」だから、蒸気が途切れない。

山澤治夫さん/ヤマサワプレス会長。高級服用仕上げアイロンの専門職人歴52年。世界三大コレクションの参加ブランドがショーのためのアイロン掛けを依頼するなど、アパレル界で絶大な信頼を得ている「伝説のプレス師」。

山澤さんが使う業務用アイロンは、ボイラースチームのホースが直結し、レバーが出るとスチームが即座に噴出。その時間の長さが業務用機の特長だ。

「これだけ蒸気が続けばアイロンに力を入れる必要がない。シャツをなでるだけでラクにシワがとれます」

ピーター・バラカンさん(ブロードキャスター)

アイロン掛けが習慣になったのは、1988年に『CBSドキュメント』(TBS系)のキャスターを引き受けてから。深夜の報道番組なので僕の衣装まで予算が回らなくて(笑)。26年間、自前のシャツにせっせとアイロンを掛けて出演していたわけです。

アイロンは原始的な道具ですからね。そこまで性能に差があると思っていなかったけど、いや、この連続蒸気はいい。これまでは蒸気がいつどれくらい出てくるかはアイロンしだいで、シワを取りたいときに限って蒸気が切れてイライラしたけど、これはレバーを押せばただちに出てくる。うっかりアイロンジワをつくっても、すぐさま蒸気でなでれば帳消しになります。

僕の場合、シャツを7~8枚まとめ掛けしますが、蒸気は20分続けば充分。力を入れなくてもシワがラクに取れるから疲れません。

ピーター・バラカン/1951年、ロンドン生まれ。音楽番組や報道番組を中心にキャスターとして活動。自らのコレクションを携えて各地を巡る「出前DJ」も評判を呼んでいる。

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