通販生活の年間売り上げトップは、17年度も『マキタのターボ』になりました。
業務用の直流モーターを搭載したマキタ家庭用コードレス機の中ではトップレベルのハイパワーで、小社限定でバッテリーの容量が大きく、連続使用時間30分を実現したモデルです。
発売以来好評をいただき、これで5年連続の第1位です。
18年からはこのロングセラーの『ターボ』と一緒に、『マキタの107』も販売することになりました。
『107』は業務用ルート専用に開発されたクリーナーですが、ネット通販ルートでも販売されている製品です。お客様からの問い合わせがとても多かったので、メーカーにわがままを言って通販生活でも販売させていただくことにしました。
『107』の特長は、なんといっても充電が22分ですむことです。『ターボ』の充電池は内蔵式ですが、『107』はカートリッジ式で把手部分にハメこむタイプ。電池が切れたら急速充電器で充電することで充電時間を大幅に短縮できました。
さあ、今年から二者択一………あなたにはどちらをおすすめしましょうか。
まずは使い勝手。
どちらも重さはあまり変わりませんが、右上のイラストでおわかりのように『107』は重心(充電池)が把手のうしろにあるので、取り回しは『ターボ』のほうが軽くてラク。とくにご年配の方には『ターボ』をおすすめします。階段の掃除、あるいはノズルを外して頭の上の高い棚の上やエアコンの掃除などには『107』の重さは少しキツイかもしれないから。『107』は腕の力に自信のある読者向きでしょう。
ついで充電時間。
数字の上では文句なしに『107』ですが、『ターボ』ご愛用者メールアンケートでは、161名中143名が「1日の掃除時間は合計20分以内」で、そのうちの124名が「充電4時間に不便を感じていない」とご回答(17年11月2日実施)。最も多かった理由は「1回の掃除では電池を使い切らないから」。ACアダプターのコードを本体に差し込むだけで、手軽に充電できるのも魅力です。
むろん、一気にどこもかしこも掃除したい読者には、充電22分を休憩タイムにできる『107』をおすすめします。
小社の特長はご存知の通り「5年間無料修理」。この保証は小社で販売する『107』にも当然適用されます。
『ターボ』の重心(充電池位置)は把手の下なのに対し、『107』の重心は把手後方。人によっては重さを感じます。
※写真は『ターボ』。
もう15年くらい前になるけど、地方公演の帰りに新幹線を降りたとき、マキタを持っている車内清掃の方を見かけたので、つい、「その掃除機、どんな感じですか」って聞いちゃった。当時から通販生活でマキタのクリーナーの記事を読んでいて気になっていたから。そうしたら、「軽くて小回りがきいて、使いやすいですよ」っておっしゃったので、家に帰ってすぐに申し込みました。
でも当時のモデルは、吸塵力が私のイメージより弱かった。使用時間も短かった(標準20分、強10分、ターボなし)。がっかりして、そのうち使わなくなっちゃった。
それが、半年前くらいに友人と雑談していたら、近頃のマキタのターボはパワーがすごいのよって教えてもらって、さっそく申し込んでみたら、もう、びっくり。
我が家の床のほとんどはフローリングだから、廊下と台所、リビングは「標準」と「強」で充分。居間の絨毯も「ターボ」を使えば1回の充電できれいになります。大きな掃除機の出番は月に1回になりました。
しらいしかよこ/1941年、東京都生まれ。67年に早稲田小劇場に入団し、舞台のほか映画、TVなど幅広く活動。17年は女優生活50周年を迎え、NHKの連続テレビ小説『ひよっこ』の出演でも話題となった。