3本のカーボンヒーターで一気に焼く。外サク、中モチまでわずか90秒。
シロカ・すばやき
トリプルカーボントースター
サイズ | 幅35×奥行32×高さ23cm |
---|---|
重さ | 約4.8kg |
材質 | スチール、アルミ |
消費電力 | 1400W ※電気代目安0.95円/90秒 |
コード長さ | 約1.2m |
付属品 | トレー、もち焼き網 |
製造国 | 中国 |
※周囲10cm、上方20cm以上開けて設置。
※タコ足配線禁止。
環境チェック情報
主要材料 | 経口部分・食品接触部分使用材料 | 電源コード・プラグの材質 | 梱包材 | |
---|---|---|---|---|
コード | プラグ | |||
スチール、ステンレス | ステンレス | PVC | PVC | 段ボール、ポリ袋(PE) |
トーストは焼き時間が短いほど美味しくなる。つまり、トースターのピカイチの基準は「焼き上げの速さ」。3本のカーボンヒーターで280℃の高火力を実現した本機なら、わずか90秒だ。
最近は、スチームでトーストをおいしく焼き上げる競合品も出てきたが、本機は理論が違う。水蒸気を利用する代わりに、すばやく(トースト1枚90秒)焼くことでトースト内に水分を閉じ込める。
この「90秒焼き」を可能にしたのは上部1本、下部2本のトリプルカーボンヒーター。わずか2秒で高温に達するすぐれものだ。
内部の熱線の形状にも工夫が施されている。温度が上がりにくい両端は、ヒーター熱線の密度を高めることで熱量を上げている。中心部だけが熱せられることを防ぐためで、これにより熱がムラなく行き届き、焼き具合が均一になるのだ。
6枚切りの食パンを焼いてみた。食感の違いがすぐにわかる。とくに中心部のモチモチ具合には驚かされた。パサつきを一切感じない。
なぜ早く焼くと中がモチモチになるのか。トースト研究の第一人者・山田昌治博士(工学院大学先進工学部)に聞いた。
「表面を急激に熱すると、パンに含まれている水分がトースト中心部に移動するので、中心部は焼く前よりも水分含有量が増えるんです。この豊富な水分こそが、モチモチした食感の正体です」
9種のオートモードも優秀で、ダイヤルを回して選ぶだけ。冷凍トーストやクロワッサン、焼きいもも上手に焼ける。
「もっと早く買替えれば良かった。同じパンとは思えない焼き上がりです」
愛用歴2ヵ月 村田佳子さん(東京都・57歳)
焼き上げの速さは、本当でした。同じ6枚切りでも以前のトースターでは4分ほどかかっていたので、この90秒は大違い。
キツネ色の焼き目はいままでのトースターで焼いたときと同じでも、食感と味がまるで違います。表面はカリッとした歯ごたえがあるのに、中は水分を感じる、しっとり柔らかさのある2層の味わいです。いつものスーパーで買ったパンとはとても思えない(笑)。
4センチ厚の厚切りパンでトーストを焼くこともあります。どんなに厚くても中までしっとり、モチモチは変わらないので感心しました。