「食器が倒れにくい」にこだわった燕三条の職人物。
ビーワーススタイル・ハナウタ
縦横収納水切りラック
サイズ | 幅57×奥行24.5×高さ16cm |
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重さ | 約2.4kg |
材質 | ステンレス・シリコーンゴム |
耐荷重 | 約10kg |
付属品 | 箸立て |
製造国 | 日本 |
環境チェック情報
主要材料 | 経口部分・食品接触部分使用材料 | 梱包材 |
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ステンレス、シリコーン | なし | 段ボール、ポリ袋(PE) |
食器が倒れにくい構造で深皿の水もよく切れる。
ステンレスワイヤーを溶接してつくっている競合品は非常に多いが、フチや溶接部分を指で触るととがった部分が指に当ることがよくあった。布巾で拭いたときに、布地が引っかった経験をお持ちの人、多いのではないか。
本品は、燕三条の熟練職人たちが1台ずつ、溶接と研磨をくり返してつくっている頑丈物である。溶接部分もワイヤーの切り口部分も、非常になめらか。布巾で拭いても、ひっかかることはまずない。
しかし、ピカイチに推す理由は「仕上げのよさ」だけではない。むろん、性能がすぐれているからだ。
従来の水切りカゴの多くは、薄い皿は立てられるが、深型のお茶碗やグラタン皿は伏せて重ねることが多かった。
それに対して本品は、
- ワイヤーがスリットになっていて、薄い皿はここに差すので水切れがいい。
- 底部に突起をつけてあるので、お茶碗やグラタン皿、フライパンやまな板を縦にも横にも立てかけられる。
箸立てと水受けトレイつき。
トースターラックと同じビーワーススタイルの製品です。
「お皿が立つ水切りカゴは当り前だけど、厚いお皿や茶碗が立つのは希少です」
しらいのりこさん(料理研究家)
2年前の夏からこれを使っていますが、水切りカゴにも進化があるのねと感心しました。
これまでの水切りカゴは、お皿は立つけれど、お茶碗や厚みのあるグラタン皿は逆さに伏せて重ねて置きましたよね。でもそれだと水切れがわるくて乾きにくかった。
これはワイヤーがスリットになっていて、お皿はそこに差して立てられる。スリットに入らない食器は、斜めに立てかける。立てかけた食器はふつうは滑って寝てしまうのに、これは底部に突起がついているから滑らない。
なんだそれだけかと思いました? でも、「それだけ」で後片付けがはかどるのです。
しらい・のりこ●料理研究家。NHKの『きょうの料理』への出演をはじめ、家庭的なレシピで人気。