21年締めくくりアンケート 8時だよ!読者3540人が選んだ「2021年私のベストエンタメ」ドラマ・小説・映画

コロナ禍、東京五輪、総選挙と激動の2021年。疲れた心を癒し、活力を与えてくれたドラマ・小説・映画についてアンケートを実施しました。ランキング形式で発表します。
(アンケート期間:2021年12月3日~8日:有効回答数3540件)

Q1

今年見ていたテレビドラマの中で1番おもしろかったのは?

  • 1位 青天を衝け(NHK)…204名
  • 2位 大豆田とわ子と三人の元夫(フジテレビ系)…175名
  • 3位 おかえりモネ(NHK)…172名
  • 4位 孤独のグルメSeason9(テレビ東京系)…113名
  • 5位 ドクターX~外科医・大門未知子~(テレビ朝日系)…112名
  • 6位 TOKYO MER~走る緊急救命室~(TBS系)…110名
  • 7位 監察医 朝顔(フジテレビ系)…106名
  • 8位 天国と地獄~サイコな2人~(TBS系)…95名
  • 9位 カムカムエヴリバディ(NHK)…94名
  • 10位 俺の家の話(TBS系)…92名
  • 11位 相棒(テレビ朝日系)…83名 ※season19、20の合計
  • 12位 イチケイのカラス(フジテレビ系)…81名
  • 12位 ハコヅメ~たたかう!交番女子~(日本テレビ系)…81名
  • 14位 おちょやん(NHK)…80名
  • 15位 最愛(TBS系)…79名
  • 16位 日本沈没-希望のひと―(TBS系)…77名
  • 17位 ドラゴン桜(TBS系)…56名
  • 18位 緊急取調室(テレビ朝日系)…52名
  • 19位 恋です! ヤンキー君と白杖ガール(日本テレビ系)…44名
  • 20位 にじいろカルテ(テレビ朝日系)…35名

朝ドラ&大河ドラマ強し。
『大豆田とわ子』が大健闘。

新一万円札の顔となる渋沢栄一の生涯を描いた大河『青天を衝け』(NHK)が見事トップを獲得。朝ドラでは10月で最終回を迎えた『おかえりモネ』が、前作『おちょやん』、放映中の『カムカムエブリバディ』(いずれもNHK)を大きく引き離して3位となりました。
民放ドラマでは松たか子さん主演の『大豆田とわ子と三人の元夫』(フジテレビ系)、人気作『孤独のグルメSeason9』(テレビ東京系)の満足度が高かったようです。配信サービスで視聴可能な作品も多いので、年末年始に一気見するのもいいですね。『孤独のグルメ』は大晦日にスペシャルも放映予定です。ちなみに編集部にファンの多かった『最愛』と『日本沈没』(ともにTBS系)は15位、16位。もっと上位だと思ったのに……。

読者の声

『青天を衝け』
  • 激動の時代の立身出世物語で楽しめた。近代史も面白い。
  • 唯一孫(大学生女子)と一緒に見られるドラマなので。
  • 今の日本経済の成り立ちがわかるし先が楽しみで見ている。
『大豆田とわ子と3人の元夫』
  • みんないい人ばかりのドラマで、ほっこりするから。
  • 会話が軽妙洒脱。役者の個性がかなり活かせたドラマだと思う。
  • 面白いだけじゃない、切なさがある。
『おかえりモネ』
  • 震災等で心に傷を負った人たちが再生していく様を丁寧に描いた。
  • 傷ついた人が少しずつ元気を取り戻していく過程がよかった。
  • 天気予報の面白さに気付かされた。
『孤独のグルメSeason9』
  • 自由に外食できない中、主人公と一緒に食べている感が味わえた。
  • 美味しく食べているのを見るのが好き。
  • 騒がしくない、平和な世界、まったりお腹が空く。
『俺の家の話』
  • 人生の中で向き合わなくてはならない重い要素ながら楽しめた。
  • 毎回面白かったが、特にトリッキーな最終回は心に残った。
  • 泣いて笑って驚いて。素晴らしかった!
『最愛』
  • サスペンスのドキドキと切ない演技に夢中になった。
  • ドラマの展開が簡単に読めず、ハラハラがよかった。
  • 原作本がないオリジナルドラマで、とても見応えがあった。
『日本沈没』
  • ありえないけどありえるかも…。環境破壊や報道の在り方にも興味。
  • 昔の映画との対比や、現代の問題ともリンクしていて面白かった。
  • 悲劇的なことなのに、ドラマの芯にあたたかさを感じた。

Q2

今年読んだ本の中で1番おもしろかった小説は?

  • 1位 町田そのこ『52ヘルツのクジラたち』…81名
  • 2位 加藤シゲアキ『オルタネート』…39名
  • 3位 伊吹有喜『犬がいた季節』…35名
  • 4位 小川糸『とわの庭』…28名
  • 5位 瀬尾まいこ『そして、バトンは渡された』…25名
  • 6位 村山由佳『風よ あらしよ』…23名
  • 7位 小川糸『ライオンのおやつ』…19名
  • 8位 小川洋子『小箱』…18名
  • 9位 カズオイシグロ『クララとお日さま』…17名
  • 10位 澤田瞳子『星落ちて、なお』…15名
  • 11位 中山七里『護られなかった者たちへ』…14名
  • 12位 ブレイディみかこ『ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー』…10名
  • 13位 恩田陸『蜜蜂と遠雷』…9名
  • 13位 佐藤究『テスカトリポカ』…9名
  • 15位 林真理子『小説8050』…8名
  • 16位 垣谷美雨『老後の資金がありません』…7名
  • 16位 宮部みゆき『魂手形』…7名
  • 16位 南杏子『いのちの停車場』…7名
  • 16位 馳星周『少年と犬』…7名
  • 16位 高田都『あきない世傳 金と銀』…7名
  • 16位 劉慈欣『三体』…7名
  • 16位 原田マハ『たゆたえども沈まず』…7名

女性作家の「やさしい」物語が支持を集める。

ダントツの1位を獲得したのは41万部を売り上げた本屋大賞受賞作『52ヘルツのクジラたち』(町田そのこ)。虐待やジェンダー差別などのテーマを扱いながらも、読了感は柔らかく、希望を感じる作品です。ほかにも伊吹有喜さん、小川糸さん、瀬尾まい子さん、村山由佳さんなど、ベスト20のうち15作品が女性作家の作品で、鬱々としたコロナ禍でやさしく、希望を感じる物語への支持が集まりました。『オルタネート』(加藤シゲアキ)の2位には、編集部からも驚きの声が。3人の高校生が主人公の青春物語ですが、通販生活世代にも響くところがあったようです。

読者の声

『52ヘルツのクジラたち』
  • 今日本が抱えている深刻な問題を浮き彫りにしていて、読み応えがあった。展望を持てるところが心が温まった。
  • 読み始めから引き込まれて、切なくても力強さを感じたから。
  • とにかく泣けました。話の展開も面白く2回読みました。
『オルタネート』
  • 芸能人が書いた小説は期待はずれのものが多かったが予想以上に完成度が高いと思った。
  • 初め、よく理解出来なくて困ったけど、読んでいるうちに何となくわかるから不思議でしたね。
  • 若々しい感性が溢れていた。
『犬がいた季節』
  • 犬好きでなくても暖かい気持ちが残るでしょう。期待していたラストにも感動。
  • 捨て犬を巡る、家族の物語、美しい連鎖が胸を打つ、美しい絵画のような作でした。
  • 犬の目線と時系列の構成がストーリーを引き立てておりいい作品だった。

Q3

今年、映画館で観た映画は?(複数回答可)

  • 1位 007 ノー・タイム・トゥ・ダイ…110名
  • 2位 劇場版 きのう何食べた?…95名
  • 3位 老後の資金がありません!…70名
  • 4位 劇場版『鬼滅の刃』 無限列車編…65名
  • 5位 マスカレード・ナイト…48名
  • 6位 竜とそばかすの姫…36名
  • 7位 護られなかった者たちへ…34名
  • 8位 燃えよ剣…31名
  • 9位 そして、バトンは渡された…27名
  • 9位 るろうに剣心…27名
  • 11位 名探偵コナン 緋色の弾丸…26名
  • 12位 キネマの神様…21名
  • 13位 DUNE/デューン 砂の惑星…20名
  • 13位 MINAMATAーミナマター…20名
  • 15位 シン・エヴァンゲリオン劇場版…19名
  • 15位 いのちの停車場…19名
  • 17位 ノマドランド…17名
  • 18位 ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM Record of Memories…16名
  • 19位 ドライブ・マイ・カー…15名
  • 20位 リスペクト…14名

不朽の名作007シリーズの新作が1位を獲得。
小説原作の作品も人気に。

ジェームズ・ボンドの活躍を描く『007』シリーズの25作目『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、なんと100名以上の読者が「観に行った」と回答。5回目のボンドを演じるダニエル・クレイグの魅力はもちろん、日系アメリカ人監督キャリー・ジョージ・フクナガの手腕にも評価が集まりました。『老後の資金がありません!』『マスカレード・ナイト』『護られなかった者たちへ』『そして、バトンは渡された』など、小説原作の作品も多くランクイン。ただやはり、今年は外出を控える読者が多かったようで、「映画館へ行った」と答えたのは全体の3割弱にとどまりました。2022年は、気兼ねなく映画館に足を運べるようになることを願うばかりです。

読者の声

『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』
  • コロナ禍で久しぶりに観た映画であり、かつ久しぶりに観たアクションを堪能した。
  • ダニエル・クレイグでの最後の007になりちょっと寂しいです。最後までハラハラさせてもらい面白かった。
  • ダニエル・クレイグが大好き。彼のジェームズ・ボンドが歴代最高だと思っている。
『劇場版 きのう何食べた?』
  • 笑いを誘う、安心して観ていられるほっこりした映画でした。
  • ほっこりするなかに、感動して、日常に幸せがあると感じました。登場人物の一人一人がとても魅力的です。
  • 役者さんが巧者ゆえにとても面白く、考えさせられることも自然に入ってきました。
『老後の資金がありません!』
  • 同じ世代の映画だったので、同感して、楽しく観させていただきました。
  • 幸せは持ち物の量やお金を使うことではなく、仲良く楽しく好きなことをしていることだな、と改めて思えました。
  • この映画で元気を頂きました。草笛さんのように歳をとるってステキと思われるようになりたいです。