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9〜10月の晩ごはん:「白内障」と「加齢黄斑変性症対策」のおかず

目の老化対策におすすめなのは、別名〈目のビタミン〉と呼ばれるビタミンAがたっぷり摂れる銀ダラ、ほうれん草、かぼちゃです

 目の老化と聞くと、老眼を思い浮かべる人は多いと思いますが、もっと深刻な老化もあります。「白内障」は目の老化によって網膜の中でピントを調節をしている水晶体が濁ってくる病気ですし、「加齢黄斑変性症」は網膜のメラニン色素が加齢で減少することが一因となって、視界が歪んで見えるたいへん恐い病気です。

 目の老化防止対策には、"目のビタミン"とも呼ばれるビタミンAがおすすめです。目の粘膜や角質の乾燥をふせいで、目の疲れを取ってくれる働きがあります。「ビタミンAを多く摂取している人は、目の病気の発症率が低い」という報告もあります。

 積極的に食べてほしいのは銀ダラです。銀ダラには100グラム当りビタミンAが1100㎍も含まれています。含有量にかぎっていえば、鶏レバー(100グラム当り14000㎍)やあんこうの肝(100グラム当り8300㎍)の方が優秀ですが、どちらもコレステロール値が高いので、毎晩のおかずにするなら銀ダラの方がいいでしょう。

 野菜ではほうれん草とかぼちゃがおすすめです。ほうれん草にはビタミンAだけでなく、目の網膜や黄斑に存在する抗酸化成分「ルテイン」も豊富に含まれているので、白内障や黄斑変性の予防も期待できます。

 また、ほうれん草とかぼちゃにはβ-カロテンが多く含まれていて、体内に入るとビタミンAに変わって目に効果的な働きをします。油と一緒に摂ったほうが体内で吸収されやすいので、油を使ったドレッシングを使ったり、油で炒めて食べると効果的です。

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