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白澤卓二先生の「健康寿命をのばす晩ごはん」

白澤卓二先生プロフィール
白澤卓二先生のプロフィール
1958年神奈川県生まれ。順天堂大学大学院医学研究科・加齢制御医学講座教授。寿命制御遺伝子の分子遺伝学やアルツハイマー病の分子生物学、アスリートの遺伝子研究が専門。日本抗加齢医学会理事。著書に『100歳まで元気に生きる食べ方』(三笠書房)、『100歳までボケない101の方法』(文春新書)など多数。

1〜2月の晩ごはん:骨を強くして寝たきりを防ぐおかず

 年齢を重ねるにつれて骨密度が減って骨がスカスカになり、骨折しやすくなる……骨粗しょう症の恐さは、皆さんよくご存知でしょう。とくに女性は閉経すると骨量を保つ働きをしているエストロゲンが減少することが知られていますから、中高年世代の女性の多くが、カルシウムを積極的に摂って骨粗しょう症の予防を心がけていると思います。

 おすすめの食材は、ちりめんじゃこです。カルシウム量を100グラム当り520ミリグラムも含んでいることに加えて、カルシウムの吸収を高めてくれるビタミンDを豊富に含んでいるので、骨粗しょう症対策にうってつけです。
 緑黄色野菜もカルシウムを多く含んでいます。中でも小松菜はカルシウム量が100グラム当り150ミリグラムと豊富なのでおすすめです。

 もう一つ、いま骨粗しょう症対策の食材として注目されているのが納豆です。納豆に含まれているビタミンKの一種「メナキノン-7」という成分は、血中のカルシウムを骨まで運んで沈着させ、骨を強化する働きをしてくれます。カルシウムを効率よく骨に変えられるように、ぜひ、ちりめんじゃこや小松菜と一緒に摂るようにしてください。

 それでは、白澤先生に教えていただいた「長生きするための食材」を使った晩ごはんのレシピ(夫婦2人分)を、4人の料理研究家の方々につくっていただきます。

1月29日(火)「ちりめん香り味噌おでん」
材料(2人分)
大根…200g
里芋…150g
にんじん…100g
こんにゃく…1/2枚
結び昆布…4個
ゆで卵…2個
だし汁…3カップ
ちりめん香り味噌
  ちりめんじゃこ…1/2 カップ
  玉ねぎのみじん切り…1/4個分
  ピーマンのみじん切り…1個分
  生姜のみじん切り…小さじ1
  にんにくのみじん切り…小さじ1/2
  粉唐辛子(韓国産)…小さじ2
  味噌…大さじ3
  砂糖…大さじ1と1/2
  水…大さじ3
ごま油…大さじ1
  • 塩分(1人分):2.0g
  • アレルギー:卵
つくり方
大根は輪切りにし、里芋は皮をむく。にんじんは1cm幅に切る。こんにゃくは三角形になるように半分にし、下ゆでする。
鍋にだしを入れ、1をすべて入れて結び昆布も加えて煮る。具材がやわらかくなったら、ゆで卵も加えて温める。
ちりめん香り味噌をつくる。耐熱容器に材料をすべて入れて、よく混ぜ、電子レンジ(600w)で3分加熱する。ひと混ぜして2分加熱し、ごま油を混ぜる。
2にちりめん香り味噌(1人分1/6量ほど)をのせて食べる。

*残ったちりめん香り味噌はご飯にのせたり、スティック野菜につけもおいしい。冷蔵で約10日間保存できる。
今週のレシピは堀江ひろ子さんが担当。
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