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週刊通販生活トップページ  >  健康寿命をのばす晩ごはん:2月5日(火)

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白澤卓二先生の「健康寿命をのばす晩ごはん」

白澤卓二先生プロフィール

2〜3月の晩ごはん:更年期のつらい症状をやわらげるおかず

 閉経を迎える頃になると、女性はさまざまな体のトラブルに見舞われます。これが女性ホルモンの一種であるエストロゲンが減少して起こる「更年期障害」です。

 減少してくるエストロゲンは、食べものによって補給することができます。植物の中にあるエストロゲンに似た物質であるイソフラボンは、大豆や、大豆を使った食品(味噌、納豆、きな粉、豆乳など)に豊富に含まれています。

 ただし、サプリメントなどでイソフラボンを摂ろうとすると、摂りすぎてしまい、かえってホルモンバランスを崩す危険性があります。食品で摂るほうがよいでしょう。

 また、更年期対策には、ホルモンバランスの崩れを正常に戻す「ビタミンE」が欠かせません。ビタミンEはナッツ類に多く含まれていますが、毎日の食事として摂るなら、たらこ(生・100グラム当りビタミンEが7.1㎎)やめかじき(100グラム当りビタミンEが3.3㎎)がおすすめです。

 それでは、白澤先生に教えていただいた「長生きするための食材」を使った晩ごはんのレシピ(夫婦2人分)を、4人の料理研究家の方々につくっていただきます。

2月5日(火)「たらこあんかけ ふろふき大根」
材料(2人分)
大根…1/3本(350g)
たらこ…70g
酒…小さじ1
大根の葉…少々
だし昆布…1枚(10cm)
水…4カップ
だし汁…1と1/2カップ
塩…小さじ1/2
酒、薄口醤油…各小さじ1
酢…大さじ1
ごま油…大さじ1/2
水溶き片栗粉…大さじ2
  • 塩分(1人分):3.8g
  • アレルギー:なし
つくり方
大根は厚みを2cm強の輪切りにして皮をむき、面取りする。裏側に十文字にかくし包丁を入れる。たらこは皮目に縦に包丁を入れて開き、包丁の刃先で軽くしごいて中身を出し、酒をふる。
大根の葉をゆで、こまかく刻んでおく。
鍋にAを入れ、弱火にかける。
湯気の立った蒸し器に1の大根を並べ、強火で20〜30分ほど蒸す。竹串がスッと通るぐらいになったら取り出し、3の鍋に入れて弱火で4〜5分煮る。
別の鍋にBのだし汁を温め、残りの調味料を入れて味をととのえる。1のたらこを加えて手早く混ぜ、水溶き片栗粉を加えてとろみをつける。酢、ごま油を加えて軽く混ぜ、2の大根の葉を加える。
器に4の大根の汁気をきって盛り、5のあんをたっぷりとかける。
今週のレシピは鈴木登紀子さんが担当。
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