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白澤卓二先生の「健康寿命をのばす晩ごはん」

白澤卓二先生プロフィール
白澤卓二先生のプロフィール
1958年神奈川県生まれ。順天堂大学大学院医学研究科・加齢制御医学講座教授。寿命制御遺伝子の分子遺伝学やアルツハイマー病の分子生物学、アスリートの遺伝子研究が専門。日本抗加齢医学会理事。著書に『100歳まで元気に生きる食べ方』(三笠書房)、『100歳までボケない101の方法』(文春新書)など多数。

2〜3月の晩ごはん:更年期のつらい症状をやわらげるおかず

 閉経を迎える頃になると、女性はさまざまな体のトラブルに見舞われます。これが女性ホルモンの一種であるエストロゲンが減少して起こる「更年期障害」です。

 減少してくるエストロゲンは、食べものによって補給することができます。植物の中にあるエストロゲンに似た物質であるイソフラボンは、大豆や、大豆を使った食品(味噌、納豆、きな粉、豆乳など)に豊富に含まれています。

 ただし、サプリメントなどでイソフラボンを摂ろうとすると、摂りすぎてしまい、かえってホルモンバランスを崩す危険性があります。食品で摂るほうがよいでしょう。

 また、更年期対策には、ホルモンバランスの崩れを正常に戻す「ビタミンE」が欠かせません。ビタミンEはナッツ類に多く含まれていますが、毎日の食事として摂るなら、たらこ(生・100グラム当りビタミンEが7.1㎎)やめかじき(100グラム当りビタミンEが3.3㎎)がおすすめです。

 それでは、白澤先生に教えていただいた「長生きするための食材」を使った晩ごはんのレシピ(夫婦2人分)を、4人の料理研究家の方々につくっていただきます。

2月28日(木)「めかじきとカシューナッツの炒めもの」
材料(2人分)
めかじき…2切れ
酒、醤油…各小さじ1 
片栗粉…小さじ2
サラダ油…小さじ1
カシューナッツ…大さじ4(40g)
ねぎ…10cm
生姜…1かけ
スナップえんどう…5本
パプリカ(黄)…1/2個
醤油…大さじ1/2
酢、砂糖、酒…各小さじ1
中華スープ(または水)…大さじ2
片栗粉…小さじ1/3
豆板醤…少々
ごま油…小さじ1
  • 塩分(1人分):1.5g
  • アレルギー:なし
    ※豆板醤には小麦が含まれている場合があります。アレルギーの方は表示を確認してからご使用ください。
つくり方
めかじきは2cm角に切ってボウルに入れ、Aの酒、醤油を加えてよく混ぜて下味をつけ、片栗粉を混ぜ、サラダ油をかける。
ローストしていないカシューナッツは電子レンジ(600w)で2分加熱する。ひと混ぜし、もう1分加熱する。
ねぎは4つ割にして1cm幅の斜め切りに、生姜は1cm角の薄切りにする。パプリカは2cmのひし形に切り、スナップえんどうは2cm幅に切る。
Bの調味料を混ぜ合わせる。
鍋にごま油と豆板醤、ねぎ、生姜を加えて炒める。香りが立ったら、めかじきと野菜も加えて炒める。4を入れてとろみがついてきたら、カシューナッツを加えて混ぜ火を止める。
今週のレシピは堀江ひろ子さんが担当。
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