[an error occurred while processing this directive]

週刊通販生活トップページ  >  健康寿命をのばす晩ごはん:3月4日(月)

[an error occurred while processing this directive]

白澤卓二先生の「健康寿命をのばす晩ごはん」

白澤卓二先生プロフィール
白澤卓二先生のプロフィール
1958年神奈川県生まれ。順天堂大学大学院医学研究科・加齢制御医学講座教授。寿命制御遺伝子の分子遺伝学やアルツハイマー病の分子生物学、アスリートの遺伝子研究が専門。日本抗加齢医学会理事。著書に『100歳まで元気に生きる食べ方』(三笠書房)、『100歳までボケない101の方法』(文春新書)など多数。

2〜3月の晩ごはん:更年期のつらい症状をやわらげるおかず

 閉経を迎える頃になると、女性はさまざまな体のトラブルに見舞われます。これが女性ホルモンの一種であるエストロゲンが減少して起こる「更年期障害」です。

 減少してくるエストロゲンは、食べものによって補給することができます。植物の中にあるエストロゲンに似た物質であるイソフラボンは、大豆や、大豆を使った食品(味噌、納豆、きな粉、豆乳など)に豊富に含まれています。

 ただし、サプリメントなどでイソフラボンを摂ろうとすると、摂りすぎてしまい、かえってホルモンバランスを崩す危険性があります。食品で摂るほうがよいでしょう。

 また、更年期対策には、ホルモンバランスの崩れを正常に戻す「ビタミンE」が欠かせません。ビタミンEはナッツ類に多く含まれていますが、毎日の食事として摂るなら、たらこ(生・100グラム当りビタミンEが7.1㎎)やめかじき(100グラム当りビタミンEが3.3㎎)がおすすめです。

 それでは、白澤先生に教えていただいた「長生きするための食材」を使った晩ごはんのレシピ(夫婦2人分)を、4人の料理研究家の方々につくっていただきます。

3月4日(月)「大豆の落とし焼き」
材料(2人分)
蒸し大豆(ドライパック缶)…1缶(140g)
生姜のみじん切り…大さじ1
細ねぎの小口切り…大さじ3
かつお節…1袋(5g)
味噌…大さじ1/2
溶き卵…2個分
片栗粉…大さじ1
サラダ油…少々
  • 塩分(1人分):0.8g
  • アレルギー:卵
つくり方
大豆はフードプロセッサーで、粗みじん切りにする(包丁で刻んだり、すり鉢ですりつぶしてもよい)。
ボウルに1とAの材料を加えて混ぜる。フライパンにサラダ油を熱し、スプーンで落として焼く。色づいたら裏返して焼く。
今週のレシピは堀江ひろ子さんが担当。
バックナンバーを読む
[an error occurred while processing this directive]