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週刊通販生活トップページ  >  健康寿命をのばす晩ごはん:3月24日(日)

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白澤卓二先生の「健康寿命をのばす晩ごはん」

白澤卓二先生プロフィール

3〜4月の晩ごはん:ガンの予防対策になるおかず。Part2

 昨年(11〜12月の晩ごはん)、がんの予防対策には野菜や果物をバランスよく食べてくださいとお話しました。
 下の図は、米・国立がん研究所が1990年代に「がん予防に効果がある」として調査・発表した40種の食材です。野菜、果物、穀類、海藻類を含む数万種以上の成分を調査した結果です。

 ここに挙がっている食材の多くは、免疫力の向上につながる食材です。がん予防の第一歩は、免疫力を高めてがん細胞を目覚めさせない(がん化させない)ことなのです。

 免疫力を高める食材では、私がいちばんにおすすめしたいのはブロッコリーです。ブロッコリーは「体のサビを取ってくれるおかず(10〜11月)」でご紹介したように、200種以上のフィトケミカルを含んでいる野菜です。中でもイソチオシアネートというフィトケミカルは発がん物質の活性化をおさえる働きがあります。
 ピラミッドのトップに挙がっている生姜には、体をあたためて血流をよくする効果があります。体を冷やさないことも免疫を高めるうえで大切なことです。

 また、免疫細胞の約7〜8割が存在している腸内の環境を改善する食材もおすすめです。しいたけに豊富に含まれている水溶性食物繊維の一種、β-グルカンは、水溶性の食物繊維で腸内の免疫機能を活発化させてくれるので、ぜひ積極的に摂ってください。

 それでは、白澤先生に教えていただいた「長生きするための食材」を使った晩ごはんのレシピ(夫婦2人分)を、4人の料理研究家の方々につくっていただきます。

3月24日(日)「しいたけ春巻き」
材料(2人分)
しいたけ…6枚
ハム…100g
卵…2個
塩、こしょう…各少々
砂糖…小さじ1
春巻きの皮…6枚
小麦粉…小さじ2
水…1/4カップ
サラダ油…少々
揚げ油…適量
  • 塩分(1人分):2.1g
  • アレルギー:小麦、卵
つくり方
しいたけは軸を取り、薄切りにする。ハムは5mm幅の細切りにする。
卵は割りほぐしてAを加えてよく混ぜる。フライパンにサラダ油を熱し、卵液を加えてやわらかめの炒り卵をつくる。
Bを小鍋に入れて火にかけ、とろみがつくまで混ぜ、春巻きを留めるのりをつくる。
春巻きの皮を広げ、1のしいたけとハム、2の炒り卵を1/6量ずつのせて折りたたみ、巻き終わりに3を塗って留める。
揚げ油を190度に熱し、4を入れてきつね色になるまで3分ほどカラリと揚げる。
今週のレシピは松本忠子さんが担当。
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