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週刊通販生活トップページ  >  健康寿命をのばす晩ごはん:5月12日(日)

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白澤卓二先生の「健康寿命をのばす晩ごはん」

白澤卓二先生プロフィール

5〜6月の晩ごはん:肌のシワを増やさないおかず「肌の若々しさを保つには、ビタミンCが豊富なパプリカと水菜がおすすめです。肌の乾燥を防ぐビタミンAが摂れる鶏手羽も食べてください」

 歳をとるとなぜシワが増えていくのでしょうか?
 肌のハリを保っているのは、肌の「真皮」という組織に含まれているコラーゲン(たんぱく質の一種)です。肌のコラーゲンは20代をピークにどんどん減りはじめ、40代になると20代のじつに半分量にまで減ってしまいます。このため、肌の弾力がどんどん失われて、シワが増えていくのです。

 加齢によって減少したコラーゲンを補うためには、コラーゲンの材料になる良質なたんぱく質と、コラーゲンの生成を助けてくれるビタミンCを摂ることが大切です。
 ビタミンCというと、レモンやグレープフルーツといった柑橘系の果物を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、パプリカや水菜といった緑黄色野菜にも豊富に含まれていますから、毎晩のおかずにおすすめです。

 ご存知の通り、たんぱく質は肉類に豊富に含まれています。肌の若さを保つには、とくに鶏手羽がおすすめです。鶏手羽にはたんぱく質に加えて肌の乾燥を防ぐ働きをするビタミンAも含まれていますから、ぜひ積極的に食卓へ登場させてください。

 それでは、白澤先生に教えていただいた「長生きするための食材」を使った晩ごはんのレシピ(夫婦2人分)を、4人の料理研究家の方々につくっていただきます。

5月12日(日)「鶏手羽の有馬焼き」
材料(2人分)
鶏手羽先…6本(300g)
酒…大さじ1
醤油…大さじ2強
実山椒の佃煮…大さじ2
(なければ粉山椒…小さじ2)
小麦粉…大さじ3
サラダ油…大さじ2
つけ合わせ
  ゆでたグリンアスパラガス…4本
  たけのこ(水煮)…100g
  塩、こしょう…各少々
  サラダ油…大さじ1
  • 塩分(1人分):3.4g
  • アレルギー:小麦
つくり方
鶏手羽は関節から先の部分を切り落とす。骨に沿って縦に切り込みを入れ、裏側にも入れる。バットに並べて酒、醤油をふり入れ、ときどき裏返しながら20分ほど置く。
1の汁気をきり、表面に小麦粉をまぶしつける。
フライパンにサラダ油をよく熱し、一度火を止め2を並べる。再び火をつけて弱めの中火で2~3分ほどこんがりと焼く。裏返してふたをし、2~3分ほど火を通す。
実山椒を粗く刻んで3に加え、軽く炒めて器に盛る。
つけ合わせをつくる。ゆでたアスパラガスは3~4cm長さに切る。たけのこは半月切りにし、穂先は薄切りにする。フライパンにサラダ油を熱し、アスパラとたけのこを炒めて塩、こしょうで味をととのえる。4の器に盛り合わせる。
今週のレシピは鈴木登紀子さんが担当。
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