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週刊通販生活トップページ  >  健康寿命をのばす晩ごはん:5月18日(土)

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白澤卓二先生の「健康寿命をのばす晩ごはん」

白澤卓二先生プロフィール

5〜6月の晩ごはん:肌のシワを増やさないおかず「肌の若々しさを保つには、ビタミンCが豊富なパプリカと水菜がおすすめです。肌の乾燥を防ぐビタミンAが摂れる鶏手羽も食べてください」

 歳をとるとなぜシワが増えていくのでしょうか?
 肌のハリを保っているのは、肌の「真皮」という組織に含まれているコラーゲン(たんぱく質の一種)です。肌のコラーゲンは20代をピークにどんどん減りはじめ、40代になると20代のじつに半分量にまで減ってしまいます。このため、肌の弾力がどんどん失われて、シワが増えていくのです。

 加齢によって減少したコラーゲンを補うためには、コラーゲンの材料になる良質なたんぱく質と、コラーゲンの生成を助けてくれるビタミンCを摂ることが大切です。
 ビタミンCというと、レモンやグレープフルーツといった柑橘系の果物を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、パプリカや水菜といった緑黄色野菜にも豊富に含まれていますから、毎晩のおかずにおすすめです。

 ご存知の通り、たんぱく質は肉類に豊富に含まれています。肌の若さを保つには、とくに鶏手羽がおすすめです。鶏手羽にはたんぱく質に加えて肌の乾燥を防ぐ働きをするビタミンAも含まれていますから、ぜひ積極的に食卓へ登場させてください。

 それでは、白澤先生に教えていただいた「長生きするための食材」を使った晩ごはんのレシピ(夫婦2人分)を、4人の料理研究家の方々につくっていただきます。

5月18日(土)「パプリカの肉味噌がけ」
材料(2人分)
パプリカ(赤、黄)…各1個
じゃがいも…1個
なす…2本
サラダ油…大さじ3
肉味噌
  豚ひき肉…200g
  玉ねぎのみじん切り…1個分
  砂糖…1/2カップ
  赤味噌…150g
  トマトケチャップ、醤油…各大さじ3
  ごま油…大さじ2
  • 塩分(1人分):7.3g
  • アレルギー:なし
つくり方
肉味噌をつくる。フライパンにごま油を熱し、豚肉と玉ねぎを入れて炒める。肉に火が通ったら砂糖、味噌を加えて混ぜ、ケチャップ、醤油、水1/2カップも加えて混ぜ合わせ、木べらでときどき混ぜながら15~20分煮る。
パプリカは縦4つ割りにする。じゃがいもは皮をむいて1cm厚さに切り、水にさらす。なすはヘタを取って縦3枚に切り、塩水(分量外)につけてアク抜きをする。
フライパンにサラダ油大さじ1を熱し、2のパプリカをこんがりと焼く。取り出してサラダ油大さじ1を足し、じゃがいもを焼く。取り出して残りのサラダ油を足してなすを焼く。
器に3を並べ、1の肉味噌を1/2量かける。あればパセリを飾る。

*残った肉味噌は冷蔵で10日ほど保存できます。
今週のレシピは城戸崎愛さんが担当。
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