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週刊通販生活トップページ  >  健康寿命をのばす晩ごはん:5月15日(水)

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白澤卓二先生の「健康寿命をのばす晩ごはん」

白澤卓二先生プロフィール

5〜6月の晩ごはん:肌のシワを増やさないおかず「肌の若々しさを保つには、ビタミンCが豊富なパプリカと水菜がおすすめです。肌の乾燥を防ぐビタミンAが摂れる鶏手羽も食べてください」

 歳をとるとなぜシワが増えていくのでしょうか?
 肌のハリを保っているのは、肌の「真皮」という組織に含まれているコラーゲン(たんぱく質の一種)です。肌のコラーゲンは20代をピークにどんどん減りはじめ、40代になると20代のじつに半分量にまで減ってしまいます。このため、肌の弾力がどんどん失われて、シワが増えていくのです。

 加齢によって減少したコラーゲンを補うためには、コラーゲンの材料になる良質なたんぱく質と、コラーゲンの生成を助けてくれるビタミンCを摂ることが大切です。
 ビタミンCというと、レモンやグレープフルーツといった柑橘系の果物を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、パプリカや水菜といった緑黄色野菜にも豊富に含まれていますから、毎晩のおかずにおすすめです。

 ご存知の通り、たんぱく質は肉類に豊富に含まれています。肌の若さを保つには、とくに鶏手羽がおすすめです。鶏手羽にはたんぱく質に加えて肌の乾燥を防ぐ働きをするビタミンAも含まれていますから、ぜひ積極的に食卓へ登場させてください。

 それでは、白澤先生に教えていただいた「長生きするための食材」を使った晩ごはんのレシピ(夫婦2人分)を、4人の料理研究家の方々につくっていただきます。

5月15日(水)「パプリカの香草煮 ソーセージ添え」
材料(2人分)
パプリカ(赤、黄)…各1個
ピーマン…2個
玉ねぎ…2個
にんにくのみじん切り…1かけ分
ローリエ…1枚
パセリのみじん切り…大さじ1強
ソーセージ…6本(170g)
塩…少々
オリーブ油…大さじ3
  • 塩分(1人分):1.9g
  • アレルギー:なし
つくり方
パプリカは縦半分に切り、ヘタと種を除いてそれぞれ縦3等分に切る。ピーマンは縦半分に切ってヘタと種を除く。玉ねぎはみじん切りにする。
厚手の鍋にオリーブ油を熱し、1の玉ねぎ、にんにくのみじん切りを入れて中火で炒める。玉ねぎが薄いきつね色になったらパプリカとピーマンも加えて炒める。
全体に油がなじんだらローリエとパセリのみじん切りを加え、ふたをして弱火で20分ほど蒸し煮にする。
パプリカがしんなりとしたらふたを取り、塩を加える。
ソーセージは斜めに数カ所に切り込みを入れ、4の鍋に加えてふたをし、弱火で4~5分煮る。
器に盛り、あればパセリのみじん切りを散らす。
今週のレシピは城戸崎愛さんが担当。
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