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白澤卓二先生の「健康寿命をのばす晩ごはん」

白澤卓二先生プロフィール
白澤卓二先生のプロフィール
1958年神奈川県生まれ。順天堂大学大学院医学研究科・加齢制御医学講座教授。寿命制御遺伝子の分子遺伝学やアルツハイマー病の分子生物学、アスリートの遺伝子研究が専門。日本抗加齢医学会理事。著書に『100歳まで元気に生きる食べ方』(三笠書房)、『100歳までボケない101の方法』(文春新書)など多数。

5〜6月の晩ごはん:肌のシワを増やさないおかず「肌の若々しさを保つには、ビタミンCが豊富なパプリカと水菜がおすすめです。肌の乾燥を防ぐビタミンAが摂れる鶏手羽も食べてください」

 歳をとるとなぜシワが増えていくのでしょうか?
 肌のハリを保っているのは、肌の「真皮」という組織に含まれているコラーゲン(たんぱく質の一種)です。肌のコラーゲンは20代をピークにどんどん減りはじめ、40代になると20代のじつに半分量にまで減ってしまいます。このため、肌の弾力がどんどん失われて、シワが増えていくのです。

 加齢によって減少したコラーゲンを補うためには、コラーゲンの材料になる良質なたんぱく質と、コラーゲンの生成を助けてくれるビタミンCを摂ることが大切です。
 ビタミンCというと、レモンやグレープフルーツといった柑橘系の果物を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、パプリカや水菜といった緑黄色野菜にも豊富に含まれていますから、毎晩のおかずにおすすめです。

 ご存知の通り、たんぱく質は肉類に豊富に含まれています。肌の若さを保つには、とくに鶏手羽がおすすめです。鶏手羽にはたんぱく質に加えて肌の乾燥を防ぐ働きをするビタミンAも含まれていますから、ぜひ積極的に食卓へ登場させてください。

 それでは、白澤先生に教えていただいた「長生きするための食材」を使った晩ごはんのレシピ(夫婦2人分)を、4人の料理研究家の方々につくっていただきます。

5月27日(月)「パプリカと鮭のマリネ」
材料(2人分)
パプリカ(赤、黄、オレンジ)…合わせて1個分(80g分) ピーマン…2個
甘塩鮭…2切れ
玉ねぎ…100g
スタッフドオリーブ…6粒
酢、サラダ油…各1/4カップ
はちみつ…小さじ1
塩…小さじ1/2強
こしょう…少々
小麦粉…適量
揚げ油…適量
  • 塩分(1人分):3.3g
  • アレルギー:小麦
つくり方
パプリカ、ピーマンは種を取り、ひと口大の乱切りにする。鮭は1切れを3等分ほどのそぎ切りにする。玉ねぎは繊維を断つように横方向に薄切りにする。オリーブは横半分に切る。
Aをボウルに合わせてマリネ液をつくり、1の玉ねぎ、オリーブを加える。
揚げ油を190度に熱し、1のパプリカ、ピーマンを入れて3分素揚げして油をきり、2に加える。1の鮭に薄く小麦粉をまぶして入れ、4〜5分ほどカラリと揚げる。油をきって2に加えて軽くあえて、30分以上つける。
今週のレシピは松本忠子さんが担当。
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