スモークレスグリル
「わが家で焼肉」をふたたび。この煙ほぼゼロの画期的コンロなら、臭い残りを減らせる。
「子どもたちが巣立ってから焼肉やらなくなったな」という夫婦2人暮しにぴったりの焼肉用グリルだ。
家で焼肉をするのが億劫な理由のひとつが、モクモクの煙。肉の脂を含んだ煙がカーテンやソファにしみついて臭いも部屋に残りやすくなるが、本器は煙が「ほぼゼロ」。
しくみは焼板にある。肉の脂は250℃以上になると焦げて煙化するが、本器は焼板の下に熱を対流させる空間を設けることで焼板を210〜250℃に保っている。肉はこんがりおいしく焼けるが脂は焦げないから、室内が煙でモクモクにならないのだ。
カセットガスの元祖、岩谷産業(1930年創業)製。カセット式のガス火(900キロカロリー)なので、焼板の温まりも早い。焼板は夫婦2人分の焼肉にちょうどいい直径約23センチ。