砂浜ウォーク
砂浜を歩いているような踏み心地。ひざに負担をかけずに転倒予防に不可欠なバランス筋肉が鍛えられる。
コロナ禍で外出や運動の機会が減ってから、やけに段差でつまずいたり、よろけたり…心当りはないだろうか。本機なら外でウォーキングするよりも効果的に転倒予防に必要な大臀筋や腓腹筋が鍛えられる。
高齢者にとって転倒は命取りだ。厚生労働省『国民生活基礎調査(令和元年)』には、65歳以上の要介護者の約8人に1人が「転倒・骨折が原因」とある。
転倒予防には足の筋肉を鍛えることが必須だが、運動不足の高齢者が急にウォーキングを始めてひざを痛めてしまったら本末転倒だ。
そこで本機の出番。乗ると足がほんの少し踏み面に沈み込む。足踏みをするとまるで砂浜を歩いているかのような柔らかな踏み心地だ。これは反発クッションが衝撃を吸収してくれるからで、床面でジャンプしたときの衝撃に比べて、膝への衝撃が42%軽減される。
着地の衝撃がウレタン製の脚に伝わると、わずかに前後左右に揺れる。このわずかな「揺れ」を体が感じて自然とバランスをとろうとすることで、通常のウォーキングに比べて、大臀筋には1.5倍、腓腹筋には1.45倍の負荷がかかる。高い運動効果が得られるのだ。
これならテレビを見ながらでもラクに鍛えることができる。
テスト詳細
衝撃吸収性比較テスト……40〜60代女性3名でTPEマット、床それぞれの跳躍動作時の着地衝撃度を分析。「本品使用」および「本品使用なし(床)」で足踏み運動(140bpm)を行なってもらい、着地時の加速度を測定。平均値を算出した(2022年10月14日実施)。(国士舘大学体育学部・須藤明治教授監修)