真空断熱炭酸水ボトル500ml
ホントだ、6時間経っても炭酸水の“シュワッ”がほとんど変わらない。
夏においしい炭酸水。シュワッとしたのどごしが爽快だけど、一気に一本は飲み干せない。いくらフタを締め直しても、気が抜けて“ぬるいだけのただの水”になってしまう……。
この積年の悩み、ドイツの保冷・保温容器メーカー、フラスク社(2015年創業)があっけなく解決してしまった。
①炭酸水対応を可能にしたフタ。
一般的な保冷ボトルは、炭酸ガスの圧力で中身が噴き出す危険性があるので炭酸水を入れてはいけなかった。
本品はフタを回すと、密閉状態をつくっていたフタのシリコンリングとボトル内の凸部との間にわずかなすき間ができる。このすき間を通って、ボトル内に溜まっていた炭酸ガスが少しずつ抜け出ていくから、中身が一気にあふれ出る心配はない。
②保冷力を生み出す銅メッキ。
炭酸ガスは水温が低いほど抜けにくくなるので、低温キープが炭酸キープへの近道。本品は魔法瓶構造に加えて、銅メッキコーティングを施して保冷性を高めている。
本品に入れた4℃の水は、6時間後でも6℃を保っていた(消費科学研究所でテスト。詳細は下記)。500ml前後の炭酸水ボトル4種を調べたが、6時間後も6℃以下を保てる競合品は見当らなかった(22年6月現在)。
2018年に世界的権威のあるドイツデザイン賞を受賞した洗練されたデザインもすばらしい。
サイダーやビールにも使える。
テスト条件
保冷性テスト……JIS S 2006:2016 ステンレス製携帯用まほうびん(直飲式)に準拠。室温20℃±2℃において本品に冷水を満たし、縦置きにした状態で水温が4℃±1℃の時から6時間後の水の温度を計測(2017年10月6日実施)。