スラント座椅子
脚を伸ばして座っても背すじピン。「座椅子でも背中が丸くならない」の結論は、この“前傾座面”だった。
本品のように「座面が前に傾斜している座椅子」を見たことがあるだろうか。
座卓に座椅子で文字を書いたり、手芸をしたりしていると、どうしても前傾姿勢になって背中が丸くなりがち。背もたれから背中が離れてしまうので、しばらくすると、ああ、腰が痛い……。本品の「前傾座面」は、この悩みを解決する画期的なアイディアなのだ。
座ってみると、自然に背すじが伸びて、背中が背もたれにピタッとくっつく。背中と背もたれの間にすき間ができないから、脚を投げ出しても、胡座を組んでも腰が痛くなりにくい。
座椅子専門メーカー・ヤマザキ(1963年創業)が、芝浦工業大学デザイン工学部の橋田規子教授とタッグを組んで開発した商品。
座面傾斜は水平から最大約38度まで6段階に調整できる。座面にはお尻がずり落ちないよう滑り止め(黒い帯の部分)つき。