湯沸かしケトル鍋
湯沸かしケトルは料理鍋になる…ある故障が開発のきっかけでした
電気でお湯を沸かせるケトルは、いまや一家に一台の必需品。本機はさらに鍋の機能をプラスした二刀流ケトルである。
「3年前、業務用ケトルの納入先ホテルから、『お客様がケトルで即席ラーメンをつくってしまい故障した』という報告がありました。そんな人いるのか、と驚いたと同時に、待てよ、ケトルでラーメンがつくれたら台所のスペースも減るぞ、と」(田中さん)
完成した二刀流は、湯沸かしケトルよりも幅広の直径18センチ。即席ラーメンがすっぽりおさまるサイズ。夫婦2人分の鍋にもちょうどいい。ケトル内側はセラミックコーティングをしてあるので、汚れがつきにくく洗いやすい。
温度は40℃・60℃・80℃・100℃に設定できる。温度を一定に保てるから、茶碗蒸しやチーズフォンデュづくりにもおすすめ。熱燗もおいしくつくれる。
製造はシロカ(2000年創業)。