60℃遠赤ドライヤー
髪を傷めず乾かすには、『低温かつ速乾』という二律背反の両立が必要でした
髪の表面を保護しているキューティクルは熱に弱い。ゆえに、100℃以上になるドライヤーの熱風を当て続けると、髪が痛む原因になる。
本機は60℃の低温設計。開発者の高田栄和さんは、「トルネード構造の直線送風と遠赤外線の力により、低温でも速乾できる」という。
「従来品は扇状に風が吹き出すタイプが多いですが、本機の風は渦を巻いて直線的に吹き出る『トルネード構造』です。風量が分散されず、まとまって頭皮に風を届けられるので、低温でもしっかり髪を乾かせるんです。
本機の送付口から放射される遠赤外線の効果も、速乾理由の一つです。遠赤暖房機でご存知の通り、遠赤外線の特長は体の『内側』から暖められること。低温風で髪の表面を乾かしつつ、同時に遠赤外線で髪の内側から乾かせるのです」
風量と温度は手元のダイヤルで調整できる。重さは約500gと軽量だからロングヘアーの人でも手が疲れにくい。