無重力リュック
「あ! 荷物忘れた! ちがう、ちがう。リュックを背負ってるのを忘れられるの」(桂宮治師匠・落語家)
国民的人気番組の大喜利メンバーである桂宮治師匠(46歳)は、15年前まで全国のショッピングモールからラブコールが殺到する超人気「実演販売士」だった。「いいと思った商品は間違いなく売れる」とおっしゃる師匠に新商品を10点試してもらったところ、4点が合格。選ばれた4点の売り口上、とくとご拝聴あれ。
スーパーに買い出しに行ったかみさんがさ、毎回両手にパンパンの袋を重そうに下げて帰ってくるんですよ。もっとラクにさせてあげたいなあ、なんて思ってたらちょうどいいのあるじゃない、カタログハウスさん。
その名も『無重力リュック』。大層な名前でしょう? ホントに無重力なのか確かめてみましょう。ここに2リットルのペットボトルとワインの瓶が2本ずつあります。全部リュックに入れて、まずは把手を掴んで持ち上げてみようか。重ぇえ。ってそりゃ当たり前ですよね、7キロくらいあるわけなんだから。
「早く背負え」って声が聞こえたぞ今。せっかちだなぁ、分かったから背負いますよ、それっ。なんだよこれ、笑っちゃう。軽いなんてもんじゃねぇや。さすがに無重力は嘘だけど、スキップできるほど軽くなる。
腰、背中、肩、手、膝の痛みを我慢しながら買い物行ってる皆さん、ぜひこれ試してみてください。「背中に羽根が生えるリュック」、言い過ぎじゃないよ。