Y(29歳)作 顔が人間と変わらないところが逆に怖いです。それもコニタン似。コニタン、マッチョだからなあ。 「鬼」の全作品を見る ナンシー関 消しゴム版画家、コラムニスト。1962年、青森市生まれ。84年、消しゴム版画家としてデビュー。コラム執筆でも才能を発揮し、雑誌連載や著書も多数。02年6月12日逝去。享年39。 T・I(78歳)作 カラーでお見せできないのが残念。ゴーギャンを思わせます。とは書いてみたものの、どこがどうゴーギャン。タヒチの観光客相手のファイヤーダンサーに似ていたもので。 「鬼」の全作品を見る ナンシー関 消しゴム版画家、コラムニスト。1962年、青森市生まれ。84年、消しゴム版画家としてデビュー。コラム執筆でも才能を発揮し、雑誌連載や著書も多数。02年6月12日逝去。享年39。 U・S(42歳)作 かわいいんだかかわいくないんだか。「エヘヘ」なんて笑いながら近づいて来ても、気を許しちゃいけません。タチ悪そうです。 「鬼」の全作品を見る ナンシー関 消しゴム版画家、コラムニスト。1962年、青森市生まれ。84年、消しゴム版画家としてデビュー。コラム執筆でも才能を発揮し、雑誌連載や著書も多数。02年6月12日逝去。享年39。 N・K(35歳)作 どこか日本人離れした印象を受けるのは、腰の位置が高いからでしょうか。メタル系鬼、もしくはWWF系新人レスラー鬼という感じです。 「鬼」の全作品を見る ナンシー関 消しゴム版画家、コラムニスト。1962年、青森市生まれ。84年、消しゴム版画家としてデビュー。コラム執筆でも才能を発揮し、雑誌連載や著書も多数。02年6月12日逝去。享年39。 I・Y(27歳)作 怖いですねえ。ある意味最も怖いかもしれません。腕力だとか凶暴性だとかいうことではなく、性格的に粘着質な気がします。じわーっとしみ入ってくる怖さ。角の生え方と、目の下のクマ、怖いっす。 「鬼」の全作品を見る ナンシー関 消しゴム版画家、コラムニスト。1962年、青森市生まれ。84年、消しゴム版画家としてデビュー。コラム執筆でも才能を発揮し、雑誌連載や著書も多数。02年6月12日逝去。享年39。 T・M(33歳)作 何とも気弱。ツノも牙も鋭くとがっているというのに、素手でも勝てそうな気がするから不思議です。ジュース買って来い、と命令したくなります。 「鬼」の全作品を見る ナンシー関 消しゴム版画家、コラムニスト。1962年、青森市生まれ。84年、消しゴム版画家としてデビュー。コラム執筆でも才能を発揮し、雑誌連載や著書も多数。02年6月12日逝去。享年39。 S・J(29歳)作 嫌です。人間だとしても嫌なタイプです。説教ぐせがあって、酔うと暴力をふるうこともある。酒乱と言ってもいいでしょう。 「鬼」の全作品を見る ナンシー関 消しゴム版画家、コラムニスト。1962年、青森市生まれ。84年、消しゴム版画家としてデビュー。コラム執筆でも才能を発揮し、雑誌連載や著書も多数。02年6月12日逝去。享年39。 匿名希望 作 でかい。推定4000メートルはありましょう。デフォルメということも含めて、思い切り極端な表現をとることも、時には効果的です。でも、でかすぎ。 「鬼」の全作品を見る ナンシー関 消しゴム版画家、コラムニスト。1962年、青森市生まれ。84年、消しゴム版画家としてデビュー。コラム執筆でも才能を発揮し、雑誌連載や著書も多数。02年6月12日逝去。享年39。 M・R(9歳)作 たいへん珍しい鬼です。まずメガネ、下ぶくれのりんかく、フレンドリーなポーズ、角の先がこんなに丸まっているのも珍しい。非暴力主義の鬼と見ました。 「鬼」の全作品を見る ナンシー関 消しゴム版画家、コラムニスト。1962年、青森市生まれ。84年、消しゴム版画家としてデビュー。コラム執筆でも才能を発揮し、雑誌連載や著書も多数。02年6月12日逝去。享年39。 T・T(78歳)作 近所のバカ、といった風情が妙に気に入ってしまいました。この鬼には金棒ではなくておでんの串を1本持たせてみたいです。 「鬼」の全作品を見る ナンシー関 消しゴム版画家、コラムニスト。1962年、青森市生まれ。84年、消しゴム版画家としてデビュー。コラム執筆でも才能を発揮し、雑誌連載や著書も多数。02年6月12日逝去。享年39。 S・T(18歳)作 送られてきた作品の中でとりあえず「ボス」になるであろうと思われたのがこの鬼です。髪、ヒゲ、体毛、眉毛、全ての毛が超剛毛であるところがポイントかも。 「鬼」の全作品を見る ナンシー関 消しゴム版画家、コラムニスト。1962年、青森市生まれ。84年、消しゴム版画家としてデビュー。コラム執筆でも才能を発揮し、雑誌連載や著書も多数。02年6月12日逝去。享年39。 T・T(36歳・会社員)作 これがTさんにとっての「MY鬼」なのでしょう。しかしながら、とても一枚看板を張れる鬼ではありません。主役の仏像に踏みつけられている「邪鬼その1」ってところです。それもまた鬼。 「鬼」の全作品を見る 今回のお題「鬼」の総評 考えてみれば、鬼というのは多くの昔話や民話に登場し馴染み深い存在ではありますが、その姿形に関してははっきりとした統一性は無いように思えます。しかし、今回の応募作品を見てわかりました。日本人の「鬼」像は、「泣いたあかおに」と、節分近くになるとでん六豆にオマケでついてくる「赤塚不二夫の鬼の面」の2つに集約されているのです。これはたいへん重大な発見と言えるでしょう。あと、「金棒」の所持率の高さには目を見張るものがありましたが、もちろん「鬼に金棒」から来ていると思われます。間違いのパターンとしては「雷様」が最多でした。今この瞬間「えっ、雷様って鬼じゃないの?」と思った人、いますね。 「鬼」の全作品を見る ナンシー関 消しゴム版画家、コラムニスト。1962年、青森市生まれ。84年、消しゴム版画家としてデビュー。コラム執筆でも才能を発揮し、雑誌連載や著書も多数。02年6月12日逝去。享年39歳。 記憶スケッチアカデミー 目次へ
ナンシー関
消しゴム版画家、コラムニスト。1962年、青森市生まれ。84年、消しゴム版画家としてデビュー。コラム執筆でも才能を発揮し、雑誌連載や著書も多数。02年6月12日逝去。享年39。