継続は、
美なり

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肌マッサージ

気になるたるみやシワなど、
顔立ち劣化にアプローチ

50代以上の肌に効く、
整筋マッサージ。

エステティックサロン、整体院などで培った技術と経験を、
独自の理論でセルフケアにした『村木式整筋』メソッド。
年齢のせいと諦めず、毎日のマッサージで
10年前の顔立ちを復活させましょう。

教えてくれたのは

村木宏衣さん

エイジングデザイナー

プロフィールを見る

村木宏衣さん

むらき・ひろい/美容整形や医療で届かない、顔や体の形悩みにアプローチする『村木式整筋』を考案。『10秒で10歳若返る奇跡のたるみリフト』(主婦の友社)他、著書多数。

まだ間に合う!
凝りをほぐして顔立ちキープ。

 たるみやほうれい線、フェイスラインのぼやけなど、顔立ち劣化を進ませてしまう主な原因は「筋肉の凝り」。本来筋肉は弾力のある状態が理想ですが、使いすぎたり使わなすぎたりすると、弾力が悪くなりカチコチに凝り固まってしまいます。首や肩が凝って岩のように硬くなってしまうのと同じような現象が、噛み締めや表情の癖で知らず知らずのうちに顔の筋肉でも起こるのです。
 こうした凝りを解消するためには、顔の筋肉を効果的にほぐし、しなやかさをキープするマッサージを習慣にしてください。筋肉を押さえながら顔を動かすだけなので、力や難しいテクニックは必要ありません。どなたでも、いくつからでも、ふっくら若々しい顔立ちを取り戻せますよ。

1回でもこんなに印象が変わる!

before afterの写真

あなたの顔は大丈夫?
鏡で顔のゆがみをチェック

マッサージの前だけでなく、週に1度は鏡を見て、
顔の左右差を確認すると、自分の顔への意識が高まり、
口角や眉の位置のずれを自然と食い止めやすくなります。

眉の位置

眉頭に親指の腹を当てて、両眉の高さをチェック。親指の位置が左右でずれていれば、顔のバランスが崩れているサインです。

口元の位置

口角の端に人さし指の先を当てたまま、にっこり微笑んでみましょう。このとき、指の位置が左右で違っていれば、ゆがみが現れている証拠!

顎関節のバランス

耳の後ろのくぼみからエラ付近に親指を沿わせて距離を測ってみましょう。短く感じる方は、筋肉が縮んでいる可能性大。

咬筋をほぐして
たるみ&ゆがみケア

力も難しい技も不要!
たった2つで上向き頬に。

デイリーマッサージ

Daily massage

咬筋は普段から大きな力が加わり凝りやすいので、しっかりほぐしましょう。

 見た目の老け感を何よりも際立たせるのが「たるみ」。変わってしまった顔立ちを諦めている方も多いはず。
「たるみのケアには、噛み締め癖などによって過剰に発達しゆがんでしまった、食いしばり筋とも言う咬筋(こうきん)をほぐしていくことが最優先です。咬筋は目尻の延長線上、頬骨の下にあり、口を開閉したときに動く筋肉。この筋肉のゆがみは首凝りを招くほか、頬や口角を引き下げたり、顔の横幅を広げエラ張り顔をつくる要因に。頬やあご周りをほぐし、ゆがみやたるみをとるマッサージを習慣にすることで、上向きの顔印象を維持しやすくなります。さらに咬筋に圧をかけていくことで、筋肉の弾力が復活。滞った血液やリンパの流れがスムーズになり、もったり感が解消。自然と頬や口角が持ち上がります。何歳から始めても大丈夫。立体的で若々しい顔印象を目指しましょう」(村木さん)

たるみを引き上げる!

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    硬くなっている咬筋を、しっかり掴む。

    頬骨の下にある咬筋に対角の手の親指を、エラの後ろに人差し指と中指を引っ掛けます。顔を正面に向け、指で咬筋をしっかり挟みグッと掴んだまま「あぐ」と6回口を開け閉めします。声は出さなくてOKです。

  • 2

    咬筋を掴んだまま口を大きく開閉し凝りをほぐす。

    「あぐあぐ」と口を開閉するときは、あごを下ではなく上に開くように意識すると、頬を持ち上げる筋肉も同時に鍛えられ、顔がより引き上がりやすくなります。1ヵ所終わったら、親指の位置を下にずらして同様に「あぐ」を6回繰り返しましょう。

ポイント

マッサージは片側3ヵ所ずつ。筋肉に沿って、親指を下にずらしながら行いましょう。

ゆがみをケアする!

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    両手で頭を挟むようにして親指は頬骨の下に置く。

    ゆがみを解消し、頬の位置もキュッと高くなるマッサージ。親指を頬骨から2センチ下に当てたら、頭を挟むように人差し指と中指を耳の上に添えてしっかり固定。顔はできるだけ正面に向けて行いましょう。

  • 2

    親指の腹を使って斜め上に圧をかけながら
    口を大きく開け閉め。

    親指の腹で斜め上に圧をかけながら1~2ミリほど頬をぐっと持ち上げ、口を大きく「あぐ」と6回開閉します。1ヵ所終わったら、耳たぶの方向に1センチずつ親指をずらして計4ヵ所行います。

ポイント

圧をかけるポイントは、頬骨に沿って耳の前のくぼみまで。4ヵ所に分けてほぐしましょう。

細かいお悩みもケアして
もっと若々しく!

スペシャルマッサージ

Special massage

ほうれい線

カチカチに凝り固まったほうれい線周りの筋肉をほぐすマッサージ。ここを柔らかに保つことで老廃物が溜まりにくくなり、頬にふっくら感が戻ってシワが刻まれにくくなります。

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    まずはマッサージの順番やポイントをしっかり確認。

    小鼻の横から目頭に向かって下から上へ3ヵ所。さらに指を外側にずらし下から上へ3ヵ所。計12ヵ所で行います。ファンデーションの上からもできますが、指と肌の間にティッシュを挟むと滑りにくくなり、筋肉をしっかり捉えやすくなります。

  • 2

    小鼻の横をプッシュしながら口を開け閉め。

    番号順にマッサージ開始。人差し指と中指で小鼻の横の筋肉を押さえたら、「えお」と口を大きく6回開閉する。「え」の口のときは前歯が8本見えるように鏡で確認しながら行うと効果的。「お」の口のときは、鼻の下を思いっきり伸ばしましょう。

目尻のシワ

目尻のシワは魅力的でもありますが、増えすぎはやはり老けた印象に。目元をぐるっと囲むように張り巡らされた眼輪筋(がんりんきん)の凝りをほぐしてふっくらとしたハリを取り戻しましょう。

  • 1

    シワが気になる部分に指2本を当てて眼輪筋を固定。

    人差し指と中指2本をそろえて、目尻の小ジワの気になる部分にピタッと当てます。そのまま指で吊り目をつくるように外側へ軽く引っ張り、骨に圧をかけぐっと押さえ筋肉を固定。眼輪筋に垂直に圧をかけることがポイントです。

  • 2

    圧をかけたまま目をパチパチさせてストレッチ。

    指2本で筋肉を押さえたまま、まぶたを10回開け閉めします。指で触れている部分が「ウニウニ」と動いていたら眼輪筋を使えている証拠です。ファンデの上からでもできるので、小ジワが気になったときにいつでも実践できます。

Column

耳の穴ストレッチ

  • 疲れたときは耳の穴を刺激して

    耳の穴に指を入れ、穴の大きさをチェック。顔の凝りが強く出ている側の穴が小さくなるので、右と左で穴の大きさが違うと感じたら顔がゆがんでいるサインです。今すぐ耳の穴ストレッチでゆがみをリセットする習慣を!

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    耳穴を全方位に広げ血液やリンパの
    流れを促し滞りを解消!

    耳は食いしばりや長時間のマスク、イヤホンの装着などで緊張しやすく凝り固まりやすいパーツ。耳周辺には毛細血管やリンパが張り巡らされているので、ほぐしてあげることで巡りがアップ。疲労やたるみを解消できます。

  • 2

    耳穴に親指を引っ掛けるように入れ、残りの指は頭に添える。親指を上に引き上げ深呼吸しながら10秒キープ。

  • 3

    続いて、斜めや後方もストレッチ。耳の穴をじんわり広げるようなイメージで徐々にほぐしていきましょう。耳の奥に指を差し込みすぎたり強く圧をかけすぎないよう注意。

フェイスラインのたるみ

マスク生活やスマホ依存は顔のたるみを引き起こす元凶。顔の印象を左右するあご周りの筋肉の凝りをほぐしつつ鍛えて、二重あごやフェイスラインのもたつきを撃退!

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    あご下を指圧し口を大きく開け閉めする。

    フェイスラインのリンパを流すイメージです。「カギ型」にした対角の手の人差し指を、あごの骨の2センチ奥にあるくぼみにきゅっと入れてスタート。そのまま「あ」と口を大きく開け、「ぐ」と口を小さくすぼめる動きを、8回くり返しましょう。

  • 2

    あご先からエラまでしっかりプッシュし
    輪郭をくっきり。

    1ヵ所終わったら、指をエラ方向にずらして、「あぐあぐ」という口の動きをくり返します。片側6ヵ所が終わったら、手を変えて反対側も同様に8回×6ヵ所行います。むくみによるあごのたるみも1回でシャープになります。

ポイント

マッサージは片側6ヵ所ずつ。老廃物が溜まりやすいため、はじめのうちは指が入りづらいですが、続けていくとすっと入るようになり、見た目にもあごのラインがスッキリ!

上まぶたのたるみ

まぶたのたるみは、額の筋肉の衰えや眼輪筋、皺しゅうびきん眉筋の強張りも原因に。圧をかけてしっかりほぐすことで、リンパが流れ筋肉にハリが復活。自力でまぶたをリフトアップできるようになります。

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    おでこのコリをほぐしてまぶたを
    引き上げる額ほぐしマッサージ。

    両手でグーを作り、第一関節と第二関節の間の平らな面が眉にかかるよう額に当てます。骨方向にぐっと圧をかけ、1〜2ミリ持ち上げ、皮膚が止まったところで外側に小円を描くようにもみほぐし。拳の位置を外側にずらしながら4~5ヵ所ほど行います。

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    まぶたの開け閉めに深く関わる皺眉筋トレーニング。

    肘をつき、人差し指をカギ型に曲げて眉にあて、そのまま骨方向に圧をかけながらキュッと持ち上げ、頭の重みを感じながら「うんうん」「いやいや」と首を振ります。5ミリ程度外にずらし3ヵ所ほど行いましょう。少し痛いのはこわばっているサイン。

圧をかけるのはココ!

眉頭、眉の中央、眉尻の3ヵ所に分けて行います。