「ペレットストーブ・ソローSS-5」エアコンや灯油ストーブより、体にも地球にもやさしい。

新越ワークス

ペレットストーブ・ソローSS-5

サイズ 54×48cm、高さ77cm
重さ 87kg
暖房面積 20~30畳

※感震自動停止装置(東京消防庁認証)内蔵。

 カタログハウスでは2014年1月に「ソロー事業部」という、木質ペレット製造専門事業部をつくりました。
「ソロー」は『森の生活』(1854年)を書いた米国の作家、ヘンリー・デイヴィッド・ソローさんから頂きました。『森の生活』の中で、ソローさんは「人間が生きていく上で不可欠なものは衣食住の他にもう一つある」と言っています。さあ、何でしょう。
 ソロー事業部はまず、茨城県の筑波山麓にペレット工場をつくり、樹皮むき、破砕、乾燥、粉砕、ペレット化の技術を学びました。小さな山を一つ購入して、林業技術や作業道のつくり方も学びました。ペレット暖房の先進国、スウェーデンにも行き、生産者、消費者の双方からリアルな知識(ペレットの生産管理、排気に必要な外回りの面積など)を学習しました。
 え、通販会社がなんでペレット製造を始めたのか、ですか。ごめんなさい、そこから話し始めるべきでした。かねがね、私たちカタログハウスの山好きグループには夢がありました。
 ソローさんの言う「もう一つ」を売りたい。
 ソローさんは「人間が凍死しないためには薪が不可欠だ」と言っています。その「薪」を売りたい。
「薪」にこだわる理由は二つありました。一つは、「薪ストーブの柔らかい暖かさ」。しかし、薪ストーブを使いこなすにはけっこう経験が必要。ストーブや煙突の取りつけもかんたんな工事ではないため、あきらめていたのです。
 知りませんでした。薪ストーブと煙突の構造を小型化して場所もあまりとらない、着火もかんたんという「ペレットストーブ」が実は1950年代に開発され、その後ヨーロッパやカナダで急速に普及し始めていたなんて。
 たまたま小社の取引先である新越ワークス(1963年創業)さんがペレットストーブの製造をしていました。そこでペレット専用ストーブの製造は新越ワークスさんにお願いし、小社は関東三県(茨城、栃木、千葉)の山から伐り出されてくる間伐材林地残材を本誌読者に買っていただく「地産地消型のペレット販売」を始めたのです。
 日本は世界に冠たる森林大国なのに、安い輸入材に押されて昔ほどの価格で国産材は売れない、当然、過半の森林は間伐(手入れ)が放置されて荒れ放題という悪循環に陥っています。
 ペレット暖房に取り組みたかった二つめの理由はここにありました。ペレット暖房が普及すれば、山の間伐(手入れ)も活性化します。ペレット原料の間伐材がおカネになれば山主さんたちも間伐に熱心になってくださるからです。
 燃料のコストとしては1日8時間使用で1ヵ月目安1万5千円ほどかかりますが、ペレットが売れれば売れるほど、日本の山林は健康をとり戻せるのです。この付加価値は大きいと確信しています。
 2014年からの3年間でペレット暖房に関するノウハウはしっかり身につけたつもりです。そこで2017年冬から、いよいよ新越ワークスさん指定のストーブ販売店さん、さらに全国のペレット製造会社さんと提携して、ペレットストーブ&ペレット販売を全国展開していくことにしました。

【次の方には、本当に申し訳ありませんが、販売できません】
・沖縄、離島の方
・全国のマンション、賃貸住宅、集合住宅にお住いの方(給排気管を取り付けられないため)

 ご購入をお考えの方は、まずはこちらで資料請求をしてください。
※株式会社さいかい産業は2021年3月株式会社新越ワークスに事業統合されました。

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