動くたびに涼やか。再生糸ならではのネップ(繊維の節)が肌と生地の間に、風の通り道をつくる。
リサイクルプルオーバー20
| 色 | スモーキーピンクのみ |
|---|---|
| サイズ | M〜Lのみ |
| 重さ | 約190g |
| 素材 | 綿、麻、その他(古着) |
| 洗濯方法 | 洗濯機で弱水流ネット洗い |
| 製造国 | 日本 |
| サイズ | バスト(適応バスト) | 前丈 | 後丈 | 裄丈 |
|---|---|---|---|---|
| M〜L | 136cm(79〜94cm) | 65cm | 72cm | 60cm |
( )は体のサイズ。
環境情報
| ホルムアルテヒド測定値 | 家庭洗濯可能 | 梱包材 |
|---|---|---|
| 20ppm以下 | 〇 | ポリ袋(PP)、紙 |
わが国で捨てられる服の量は年間約48万トン(24年・環境省)。「服から服へ」のリサイクルをしたいが、悩ましいのが化繊のように溶かして原料にできない綿混服だ。
本品をつくるにはまず綿混の古着を回収、選別してからほぐしてわたにする。ただ、再生混合わたの繊維は短く切れやすいので、再生混合わた20%に、繊維長を補い肌触りをやわらかくする超長綿のピマコットン10%、強度を補うコットン60%、吸放湿性を高める麻を10%加えて、強度と機能性を両立した。「糸化」の工程は特殊紡績を得意とする新内外綿(1948年創立)が担当。
完成した糸で編み上げた生地はふんわりやわらか。写真のように、お腹を目立たせないゆったりとした仕立て。やや長めの着丈がお尻までカバーするからビッグシルエットなのにスッキリ見える。動くたび肌が風をまとう涼やかな着心地なのだ。
【再生混合わたについて】
25年5・6月号では、原料の再生わたを「再生コットン」と表記していた。26年初夏号で紡績工場を新内外綿に切替えた際に原料の古着を確認したところ、綿100%に加えて、綿混の服もともにほぐしてわたにするので若干のポリエステルや麻、絹も含まれていた。そのため、26年初夏号から商品名を『リサイクルプルオーバー20』に変更し、再生わたを「再生混合わた」と表記することとした。
通販生活読者の不要になった衣類は、ナカノ株式会社が回収してくれます。
通販生活では、2000年の夏号からナカノ株式会社さんに通販生活の読者の不要衣類の回収をお願いしてきました。ナカノさんでは関東を中心とした自治体が回収した古着の再生も受け持っていて、その量は年間約1万トン。Tシャツに換算すると、およそ4000万枚にのぼります。そのうち約50%が古着として国内外で販売され、残りの約20%をウエスと呼ばれる工業用の雑巾に、さらに残りの約30%を「反毛」といって繊維をほぐしたわた原料にして世に送り出しています。
ナカノ株式会社リサイクル部統括の藤田修司さんは、
「反毛わたの多くは自動車シートなどの内装材に使われます。3年ほど前からは反毛わたから糸をひいて服づくりに取り組むメーカーさんも増えてきましたが、半分はすぐに撤退してしまう。反毛わたから品質の高い服地用の糸をつくるのが難しいうえに、手間がかかる分だけ価格も上がるため、売るのも難しいんです。
反毛わたの服が定着していくには、まず買い手のみなさんのファッションに対する価値観も変えていただく必要があります。永年、私たちの元へ古着を資源と思って送ってくださっている通販生活の読者の皆さんなら、反毛わたの服の価値を理解してくださって、再生糸の色やネップ(節)をファッションの一部として受け入れていただけるんじゃないかと希望を持っています」

仕分けして圧縮した服の山の前に立つ藤田さん。コットン服の一部はナカノのフィリピン工場へ送られ、わたに反毛される。
ナカノでは衣類に加えて、つぎの繊維製品も回収しています。
●厚手カーテン、レースカーテン ●掛毛布、敷毛布 ●タオル
●ハンカチ、スカーフ ●帽子(繊維製、ニット製)
●着物、浴衣、帯
【回収できないもの】
●汚れがひどい衣類 ●濡れている衣類 ●ビニール製の衣類●ゴム製の衣類 ●布団、枕 ●じゅうたん、カーペット
●足ふきマット ●手袋 ●靴、足袋、スリッパ ●傘
●裁断くず、わた、糸くず、ロープ、麻袋
季節や中古衣類市場の相場により、上の衣類以外でも受付けできない場合があります。「古着の出し方」についての詳細は、ナカノ(株)のウェブサイトでご確認いただけます。
回収先/〒236-0004 神奈川県横浜市金沢区福浦2-8-6
ナカノ(株) エコムナ横浜工場「通販生活」係
お問合せ先/045-701-6263 (時間 8:00〜16:30)
送料はご負担ください。
24年5月号で見た古着の山の写真に圧倒されて、少しでも協力したいと思って申込みました。
着て感心したのは、デザインのよさ。立ち襟は首周りを隠してくれるのに暑苦しくない、絶妙なバランス。ゆったりシルエットで、細身のパンツにもワイドパンツにも合います。
それでいて、コットンの柔らかい肌触りはそのままだから、手放せない一枚になりました。
菊本直子さん(高松市)
再生素材でつくられた雑貨は積極的に買っていますが、洋服はこれが初めてでした。
届いたプルオーバーは、一色に見えて実は複雑な色味を隠している、趣がある風合い。画一的なファストファッションとは全然違いますね。
流行に左右されないシンプルデザインながら、体型カバーしてくれるところもすてき。シワになりにくいので、旅先でも重宝しています。
吉屋文江さん(横浜市)








