熱中症の天敵、日射熱を78%もカット。帽子の中のムレまで逃がしてくれる傑作。
ベル・モード
ベルモードの木蔭
色 | グレー×オフホワイト、ベージュ×クリーム、ネイビー×ブルー |
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頭周り | 56〜58cm対応(調節可) |
つば長さ | 約(前)10.5cm(後)9cm |
重さ | 約108g |
素材 | 綿42%、アクリル33%、ポリエステル25% |
日遮熱カット率 | グレー×オフホワイト 78.0% ベージュ×クリーム 84.0% ネイビー×ブルー 77.0% |
UVカット率 | A波98.6%、B波98.3% |
洗濯方法 | 手洗い |
製造国 | 日本 |
※ウェアや帽子の試着は室内でお願いします。汚れがあるものは返品をお受けできません。
環境チェック情報
ホルムアルテヒド測定値 | 家庭洗濯可能 | 梱包材 |
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20ppm以下 | 〇 | ポリ袋(PE)、紙 |
風は抜けて日差しは遮る木蔭の涼しさ。
ただ日射熱を遮る帽子なら、生地を厚くして編み目をふさげばいいが、問題はムレだ。頭がムレると熱を逃がせなくなるばかりか暑さでのぼせて、かえって熱中症を招いてしまう。
この難問を、編み地をイチから開発することで解決したのが、皇室御用達の帽子の名門ベル・モード(1927年創業)だ。
風を通すリブ編みを2層にして目をズラしながら編み上げてあるから、通気はそのままで熱線だけ反射してくれる。糸に練り込んだ酸化チタンの遮熱効果と相まって日射熱カット率は78%の実力だ(一財・建材試験センター調べ)。
頭部の通気性も見事で、一般的な夏用コットン帽子(布帛)のなんと2.2倍もある(一財・日本繊維製品品質技術センター調べ)。ここまで涼しさが立証されている帽子はほかには見当らないはずだ。
つばは前が約10.5センチ、後ろが約9センチ。濃い“木蔭”が首周りまで深々と覆ってくれる。
テスト条件
UVカット率の測定方法……波長域は「A波315〜400nm」「B波290〜315nm」で測定(一財・日本繊維製品品質技術センターで測定)。
日射熱カット率……JISの定める試験方法に準じ、50×50mmの生地を試験片とし分光光度計を用いて各波長を測定後、日射熱除去率を算出(一財・建材試験センターで測定)。
これ、いままでかぶった中でいちばん涼しい帽子です。以前の綿のUVカット帽子は5月までは涼しかったけれど、真夏に1、2時間出歩いたら頭がムレて顔が火照ってきて、ドキッ。4年前に熱中症になったときと同じ感覚だったからです。
この木蔭帽子は、大げさではなく帽子の中を風がスーッと通るのがわかります。7月の最高気温が35℃を超えた日に夫と展覧会に行きましたが、ランチで帽子を脱いだときに髪の毛が汗まみれになっていなくて驚きました。風が抜けるストローハットと比べても頬がチリチリしてこないから、熱中症の防御力はこっちが断然強いと思います。
市村ちぐささん(主婦・名古屋市)