田原雅憲名人の手串手焼き鰻

去年の益軒さん盛夏号でお申込みが集中した傑作鰻。

　本品は、炭火による手焼きの鰻にこだわってきた名人、田原雅憲さんが焼き上げた蒲焼です。焼き方は、蒸さずに焼き上げる関西風。蒸していないのに身はふっくら、蒸さずに焼くから香ばしい。関東以東ではめったに食べられない名人の蒲焼をぜひ、味わってみてください。
　千葉市の方、高谷恵理子さんは、「軽くあぶるだけで皮目がパリパリ、香ばしいところがよかった」とおっしゃいます。
「柔らかく焼き上げた関東風の鰻も好きですが、大阪出身なので、ときどき、直火でじっくり焼き上げた西の鰻が恋しくなります。この蒲焼は、身はふっくらしているのに柔らかいだけじゃない。皮がパリパリで香ばしくて、歯ごたえもしっかりしている。これこれ、これが食べたかった」
　鹿児島と宮崎の契約養鰻場で育った背中に青みのある鰻、それも胴体が俵型で脂ののり切った鰻だけを厳選しています。
　脂の量、身の厚みを見ながら、火の入れ方を微妙に調節するのは田原さんの名人芸。炭火でじっくりと火を入れて、最後に身をこすり合せて（こなしと呼ぶ）焼き上げます。
　タレは丸大豆しょうゆ、国産みりんを合せた甘すぎず、さっぱりしたおいしさ。
　120gの大型蒲焼を2尾（うな重2人前）を冷凍でお届けします。粉山椒つき。
【調理方法】　冷凍パックのまま湯煎（熱湯5分）またはパックから出して、電子レンジ（500Wで2分30秒）で加熱します。そのあと、魚焼きグリルで1、2分表面をあぶると香ばしさが増します。