チェ・ソンウンの手づくりキムチ 6ヵ月頒布会

「日本でこんなに本格的なポギキムチが食べられるとは思わなかった。白菜の葉でご飯を巻いて食べるのは至福の体験です」

黒田福美さん（俳優・エッセイスト）

　黒田福美さんは韓国と日本をしょっちゅう往復している韓国通。
「私も韓国でさまざまなキムチを食べてきましたが、崔さんのキムチは宮廷料理にルーツがあるというだけのことはあって、すっきりと上品なおいしさですね。まず驚いたのがポギキムチの複雑な旨み、白菜の旨みが感じられたこと。本物の韓国のキムチです。
　最近は韓国でも大量生産品が増えて、手間のかかる手づくりキムチにはなかなか出会えなくなりました。日本にいながら本物のポギキムチが食べられるなんてホント、うれしい。炊き立てご飯を大きい白菜の葉で巻いて食べると至福のおいしさ」
　毎月のポギキムチ（800g）と一緒に、「キムチの世界ってこんなに豊かだったのか」と驚くくらいさまざまな季節のキムチが月替わりで届きます。
「ポッサムキムチ（12月、3月）があるのはいいですね。日本ではなかなか見かけませんが、キムチの王様と呼ばれている具だくさんキムチです。山の幸や海の幸を白菜で包んでいて、とても深い味わいが魅力です。白キムチ（12月）も珍しい。キムチの材料から赤唐辛子を抜いているので辛くないキムチですが……柚子の香りがたまりませんね。エゴマのキムチ（4月）もご飯がすすむ、すすむ（笑）」
　チョンガク大根（1月）、からし菜（2月）、切干大根と菜の花（2月）、ナバクキムチ（唐辛子入り水キムチ、4月）、干し柿とかぶ（5月）……この頒布会以外ではめったに味わえないラインナップです。