パレスチナの女性ろう者の職人さんたちの伝統刺繍をあなたのリビングに。

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パレスチナ子どものキャンペーン

手刺繍のクッションカバー限定100個

サイズ48×44cm
重さ約180g
素材ポリエステル・綿
洗濯方法ドライクリーニング
製造国パレスチナ製

環境情報

ホルムアルテヒド測定値家庭洗濯可能梱包材
対象外×ポリ袋(PE)
世界中の視線がウクライナへ注がれているいまも、パレスチナのガザ地区では、50年以上に及ぶ「非平和」の中で、困難のもとに生きている人たちがいます。 失業率が5割近いガザで、職を得にくい「女性」であり、聴覚障がいを持つ人たちです。

 このクッションカバー一面に広がる手の込んだ美しい刺繍をごらんください。パレスチナ伝統刺繍のモチーフをびっしりと刺した宝箱のような図案……パレスチナで暑さが和らぐリラックス時間として大切にされている「夜」がテーマで、中央の大きな4つのモチーフは星。周囲にはキャンドルが描かれています。
 つくり手はガザの『アトファルナろう学校』で職業訓練を受けた女性職人さんたち。同校を1992年に設立し、現在も支援を続ける認定NPO法人『パレスチナ子どものキャンペーン』事務局長の田中好子さんは、「職の少ないガザの女性ろう者にとって刺繍は家族を支えられる希少な収入源であり、誇りであり、希望」とおっしゃいます。
「ガザは電気不足で暗いのですが、職人さんたちは少しでも明るい場所を探してひと目ひと目だいじに針を進めています。国の文化をつなぐ役目を果たせること、刺繍作品を買ってくださる人がいることが、彼女たちにとって社会とつながっている貴重な証なのです」
 本品の刺繍を担当するのは、腕の立つ25名のベテラン職人さん。1枚の刺繍時間は約1〜2週間で、約25ドル(1家族1週間分の食費相当)の手間賃をお支払いします。また売上の4分の1は学校運営などの支援に使われます。
 裏面は黒。市販の43×43センチの中材を入れて使ってください。手づくりのため柄とサイズに微妙な差があります。
※パレスチナの輸送状況によってお届けが遅くなる場合があります。

【軍事衝突以後の状況について(2023年10月24日現在)】
認定NPO法人『パレスチナ子どものキャンペーン』田中好子事務局長
「イスラエル軍による爆撃が続き、水、食糧、燃料、電力が止められているガザの緊迫した状況の中、地上戦が始まることを前提として、ガザ地区北部には避難勧告が出されています。ただ、高齢者や病人、障がい者のいる家庭では、避難をしないことを選択し、北部に残っている人たちがいます。
 10月17日には、ガザ市のアフリアラブ病院で爆発が起き、数百人の死者が出たことが報告されたことはご存じのことと思います。今回の軍事衝突がはじまってから、イスラエルによるガザ地区への爆撃は、ほとんど途切れることなく続いています。ガザ保健省によると、ガザ地区での死者数は5791人に達しました。そのうち、こどもが2360人です。死を身近に感じ、覚悟をした人々は、自分の手に名前を書いているといいます。
『アトファルナろう学校』については、校舎やスタッフの無事は確認できています。ただ、ほとんどのスタッフはイスラエルの空爆で家を失い、家族や親族には犠牲者がすくなくありません。
 ろう学校の運営母体である聴覚障害者協会は、ガザへの爆撃が続く中でも、食料パックや衛生キットを含む救援物資を提供し、依然として地域社会に人道的サービスを提供しているとのことです。
 私たちもガザの中部と南部で緊急支援活動として水と食料を配りはじめましたが、緊急支援を必要とする人の多さに対してまったく十分ではありません」

※今後の「アトファルナろう学校」と職人さんたちの安否は、『パレスチナ子どものキャンペーン』のホームページフェイスブックでご確認ください。
ホームページ:https://ccp-ngo.jp
フェイスブック:https://www.facebook.com/CCP.JAPAN/

【軍事衝突以後の状況について(2023年10月12日現在)】
 2023年10月7日、パレスチナのガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスがイスラエルに大規模攻撃を仕掛けました。10月9日にはイスラエルも空爆で応酬、ガザ地区の全面封鎖を宣言しました。国連は10月10日時点でガザ地区内の避難民が18万7000人にのぼると発表していますが、その多くは安全な避難場所を見つけられず、ガザから脱出もできない見込みです。

 本品の製作・販売元であるNPO法人『パレスチナ子どものキャンペーン』エルサレム事務所代表の手島正之さんに、刺繍職人さんたちの状況について伺いました。

「軍事衝突直後の10月9日には、刺繍の訓練を行っている『アトファルナろう学校』のスタッフの安否と、校舎の破壊が免れていることが確認できていたものの、11日以降からは携帯電話がつながらなくなっています。ガザの中心部には避難できる場所がほとんどなく、多くの市民が逃げ惑っているはずです。音の情報がないろう者の方々にとって爆撃の恐怖は大きく、命の危険にもさらされやすくなります。我々は緊急の人道支援を進め、即時停戦を求めていく予定です」

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