本年度も「遮熱率71%」の薄地カーテンは他には見当らなかった。
坂井レース
クールカーテン71(2枚組)
素材 | ポリエステル(防炎加工) |
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付属品 | アジャスターフック |
洗濯方法 | 洗濯機で弱水流ネット洗い |
製造国 | 日本 |
環境チェック情報
ホルムアルデヒド測定値 | 家庭洗濯可能 | 梱包材 |
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20ppm以下 | ○ | ポリ袋(PP)、厚紙 |
タン入りの特注遮熱糸を90%も使っている。
クーラーの効きをよくする遮熱レースカーテンなら、日射熱カット率71%の本品だ。競合品テスト(A社66%、社64%、C社62%)でも遮熱力の素晴らしさは明らか(一財・建材試験センター調べ)。
「うちは南西向きの3階で周りに遮るものがなく、日中はお日様に炙られているようなものなので、リビングと続き間用に4枚使っています。前はクーラーの温度を20℃くらいに下げて風量を最大にしても熱気が消えるまで20分以上かかっていましたが、いまは自動設定にして10分もつけていれば涼しくなります」
日射熱を71%もカットできるのは、帝人フロンティアに特注した遮熱糸「涼しやNEO‐HC」を生地に約90%も使っているから。糸に練り込まれた酸化チタンが窓に射し込む太陽熱を外側へとハネ返してくれるので、日当りのいい家ほど効果を実感できるはずだ。
遮光率は64.8%なので画像1枚目のように部屋が暗くなりすぎない。家具の日焼けや畳焼けの原因になる紫外線は90.2%カット。
遮熱・遮光カーテン専門の坂井レース(1972年創業)製。
※文中の熱中症の室内発生率は、総務省消防庁発表『令和5年(5〜9月)の熱中症による救急搬送状況』の発生場所別(住居:39.9%)より算出。
遮熱力のテスト条件
1m四方のボックスの内部に本品と比較品を設置。窓面に1000Wのレフランプを照射して60分後の温度を比較(ユニチカガーメンテック株式会社で測定)。
日射熱カット率のテスト条件
100×100cmの生地を試験片とし、JISの定める試験方法(人工太陽による窓の日射遮蔽物の日射取得率及び日射遮蔽係数)に準じ、日射熱取得率を算出。遮熱率70%以下の比較品3種と比較(一財・建材試験センターで測定)。
紫外線カット率のテスト条件
100×100cmの生地を試験片とし、JISの定める試験方法に準じ、分光光度計を用いて各波長の分光透過率を測定(一財・建材試験センターで測定)。
遮光率のテスト条件
JISの定める試験法に準じ、ハロゲンランプと輝度計の間に試験片を挿入測定し、遮光率を算出。(ユニチカガーメンテック株式会社で測定)