本品で歩くと、重心の傾きを正して膝の内側にかかる衝撃を減らせる。

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ミズノ

膝おたすけスニーカー

レッド・ブラック
サイズ22.0〜24.5cm
ワイズ3E
ヒール高さ約3cm
片足重さ約265g(23.5cm)
素材甲/人工皮革・合成繊維、ソール/合成底
製造国ベトナム

ソールの交換はできません。

環境情報

主要材料経口部分・食品接触部分使用材料梱包材
人工皮革、合成繊維、合成底なし箱(紙)
膝への衝撃を減らす着地法は「かかとから親指へ重心を移す」。

 足底がフカフカのスニーカーを履いて歩いても膝が痛いという人は、O脚の影響かもしれません。着地のときに重心が外側(小指側)に傾いていると、バランスを取るために対角線上の膝の内側に負担がかかるからです。
 この着地の重心を膝の負担が少ない足の内側へと自然に戻してくれるのがミズノ製の本品です。3層構造ソール(画像3枚め)のうち2層めの△部分がミソ。ミズノのソール材の中でも高いクッション性を誇る素材を採用しています。
 着地すると△部分がゆっくりと沈んで足裏の重心を親指側へと移動してくれる構造なのですが、履いて歩いてみる と「沈む」というより重心の移動がスムーズになって足がスイスイと前へ進む感覚。
 歩行時に膝が痛む方19名にお願いした2週間モニターの結果では、15名が「膝の痛みを感じにくくなった」という結果が出ています(23年7月4日〜18日実施)。
 下コラムでご登場の大森豪先生とミズノが5年がかりで開発した特許取得品。女性用。

「日本人女性の約9割は膝の内側に負担がかかりやすいO脚。つまり、膝痛の予備軍です

大森 豪先生(整形外科医)

 日本人の膝の痛みで最も多いのが、O脚が原因による変形性膝関節症です。
 年齢を重ねると男女問わずなりやすいのですが、日本人女性の約9割は、膝の内側に負担が掛かりやすい骨格をしており、O脚になりやすいと言われます。加齢による女性ホルモンの減少や筋肉量が落ちることなども大きな原因となっています。
 O脚の人は、体重が関節の内側にかかりやすく、膝関節全体で支えるべき体重が膝の内側に集中します。すると、クッションのように膝への負担を受け止めている関節軟骨が次第にすり減っていき、軟骨を支える土台の骨どうしが直接ぶつかるようになり、膝関節の炎症や変形を起こす原因になります。
 立ち座りや歩くときなど日常生活において姿勢を正す、脚クセを直す、正しく筋力をつけるなど、O脚の改善を心がけることが膝痛予防につながります。


おおもり・ごう●新潟医療福祉大学教授。専門は膝関節外科、スポーツ医学。

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