飛沫に混ざって降りかかるウイルスを、鼻、口に入る寸前でブロックしてくれるマスク。
クロシード
ダチョウ抗体マスク25枚
サイズ | 【普通サイズ】縦9.5cm 横17.5cm 【小さめサイズ】縦9cm横16cm |
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材質 | 不織布(PP、PE、レーヨン) |
使用期限目安 | 未開封5年備蓄OK |
製造国 | 日本 |
枚数 | 1日1枚使い切り25枚組 |
開封後の返品はお受けできません。
環境チェック情報
ホルムアルテヒド測定値 | 家庭洗濯可能 | 梱包材 |
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20ppm以下 | × | 紙、袋(アルミ・PP) |
このマスクの表面には、ダチョウの抗体液がたっぷり浸透しているので、ウイルスがこの表面に付着すると、60秒で96%も不活化(感染能力の無力化)してしまいます。
「抗体」とはウイルスや細菌が生物内に侵入したとき、それらをふせぐために体内でつくられる物質を言います。「抗体」とよばれる物質は、体内の血液内でもつくられていますが、あらかじめに他の生き物の抗体を使ってウイルスが人体に侵入する手前でふせぐことが今日では可能になっています。
そこで塚本康浩・京都府立大学学長が注目したのがダチョウでした。もともとダチョウは免疫力の高い動物であること(寿命は60歳)、さらにダチョウの卵はニワトリの30倍もあるので、1個の卵黄から2〜4グラム、マスク用フィルター約8万枚分の抗体が採れるからです。
ちなみに、ダチョウ1羽で年間40個から100個の卵を60歳まで産みつづけるそうです。本品で使用するダチョウ(の卵)は、兵庫県内4ヵ所にある牧場で飼育されています。
未開封なら5年保存。開封後でも5ヵ月は効力持続。
マスクは不織布製で顔をカバーする面積が広いプリーツ型。
「顔をしっかりあごの下までカバーするプリーツ型のほうが微調整が効いてフィットしやすい」と、ダチョウ抗体マスクを一手で製造しているクロシード(飯塚市)の辻政和社長は言います。辻社長は永年、抗体マスクづくりなどを通して〈抗体の長期保存〉を研究してきた技術者で、本品は5枚ずつアルミ袋に密封包装されており、「アルミ袋が未開封であれば5年間の保存が可能。開封後でも5ヵ月は効力を持続する」そうです。
開発者、塚本康浩先生から読者へ。
塚本康浩先生(京都府立大学学長・獣医学博士)
「今回、新型コロナウイルス(2019-nCoV)のウイルスの一部(スパイクタンパク)に結合するダチョウ抗体の大量作製に成功しました。スパイクタンパクはコロナウイルスがヒトに感染するときに不可欠な分子ですが、ダチョウ抗体が結合することによってその感染力は大きく不活化(感染能力の無力化)することを確認しました。
本マスク表面の吸着による新型コロナウイルスの不活化率は90%以上であることが20年3月の本格テストで京都府立大学および米国オストリッチファーマ社の検証実験によって確認されています」(20年盛夏号)
「現在、コロナウイルスがヒトに感染するときに不可欠なスパイクタンパク質には変異分が確認されています。ダチョウ抗体(ポリクローナル抗体)はいろいろ
なパターンのダチョウ抗体が大量に混ざっているパワフルな抗体です。スパイクタンパク全域に数多くの種類のダチョウ抗体が結合するので、今回の変異株のスパイクタンパクにも反応することは確実です。研究室レベルの実験でも、変異したスパイクタンパクとダチョウ抗体が結合することを確認しています。」(2021年3月17日記)