七輪を製作するときに残った珪藻土を焼いてつくった掛時計。

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  • 珪藻土の時計1能登の七輪メーカーの多くが被害を受けた(写真提供・鍵主工業)。 画像を拡大
  • 珪藻土の時計2「この時計で、能登の珪藻土の魅力を身近に感じてほしいです」
    奈良雄一さん(デザイナー)
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奈良雄一・タカタレムノス

珪藻土の時計

サイズ(約)径25.6×厚さ3.6cm
重さ約805g
材質珪藻土
付属品単3電池1本つき
製造国日本

※手づくり品のため、色の濃淡やピンホールが見える場合があります。

環境情報

主要材料経口部分・食品接触部分使用材料電源コード・プラグの材質梱包材
コードプラグ
珪藻土なしなしなし段ボール、エアパッキン(PE)

 能登島在住のプロダクトデザイナーの奈良雄一さんが珪藻土を使って製作した掛け時計である。
 柔らかいピンク色は、能登産の珪藻土独特の色合いだ。能登は古くから珪藻土(太古の藻類が化石化したもの)の産地で、珪藻土を原料とした七輪やレンガづくりで知られている。
 七輪製作時に残る珪藻土を使ってつくっているのがこの時計だ。震災によって、能登の七輪メーカーは窯が損傷するなどの被害を受けてしまったが、震災前に出た珪藻土を利用している。
 能登伝統の左官技術で珪藻土を円盤状に成形し、左官職人が一つずつコテでならしている。
 素朴ながらも、洗練されたシンプルなデザインで、2024年にグッドデザイン賞を受賞している。
 製品化は、時計メーカーのタカタレムノス(1984年設立)。

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