おにぎり焼き器 限定:200個

　南部鉄器の名工として知られる故・小笠原陸兆さんが40年前に発表した名作である。発売以来、隠れたロングセラーだったが、20年5月に読売新聞のコラムでモダンなデザインが激賞されて問合せが殺到。永らく品薄だったが、通販生活の分をなんとか200個作りためていただくことができた。
　鉄器の表面に軽く油を引いて火にかけたら、ギュッと握った冷やご飯を4つのくぼみへ。裏返して両面がパリッとしてきたら、味噌か醤油を塗ってこげめがつくまで仕上げ焼き。香ばしい焼きおにぎりの完成だ。中までしっかりと火が通っているから、割ると湯気がホワーッと立ち上る。
　ミニホットケーキや、餃子の皮を使ったミニピザもおいしく焼ける。使い続けるうちに鉄器に油がなじんでつやが増す一生物だ。