画像:カタカナ語辞典 カ行

ガーファ【GAFA】

アメリカの巨大ⅠT企業4社、Google(グーグル)、Apple(アップル)、Facebook(フェイスブック。現メタ・プラットフォームズ)、Amazon(アマゾン)の頭文字を取った総称。Microsoft(マイクロソフト)を加えてGAFAMとも。各社が取得・管理している膨大な個人情報(検索や閲覧、購買の履歴など)は、新しいサービスを創出する一方、事業拡大への利用が独占禁止法に抵触するとして批判が高まっている。

カーボンニュートラル

地球上の二酸化炭素の排出量と吸収量が同じになるようなエネルギー利用のあり方。現在の地球温暖化防止対策の主軸となっている。日常生活や経済活動によって排出される二酸化炭素を他の方法で削減するための活動を、カーボンオフセットという。

ガザ

地中海の東沿岸にあるパレスチナ地域の中で、イスラエルと地中海、エジプトに囲まれた約365平方kmの地区。日本の種子島ほどの面積で、主にイスラム教を信仰するアラブ人が居住。約220万人が暮す世界で最も人口密度が高い地域の一つとされていたが、2023年10月に始まったイスラエルとの戦闘によって6万5千人を超える住民が死亡した。

カタルシス

ギリシャ語で「浄化」の意味。
①抑圧された感情や体験を話して心の緊張をときほぐす心理学的治療法。
②文学や演劇で、登場人物へ感情移入することにより高揚感を得ること。

ガバナンス

統治、支配、管理。
コーポレート― 企業統治の意味で、株主などが企業の経営を監視すること。

カミングアウト

周囲に秘密にしてきた出生、病気、性的指向などを公表すること。

ギガ

パソコンやスマホのデータ通信容量を表すギガバイトの略。本来、ギガは10の9乗を意味する単位。ギリシャ神話の巨人族(gigas)に由来する。

ギグワーカー

空いている時間に短時間だけ働く単発の仕事をする人。飲食店の料理を届けるアメリカ発祥のサービス「ウーバーイーツ」の配達人は代表例。

キャッシュフロー

お金の動き、流れ。
―計算書 一定期間内の収支を示した書面。

キャピタルゲイン

株式などの有価証券や土地が値上がりしたことによる利益。対義語のキャピタルロスは値下がりすること。

キャリア

①職業や技能においての経験。職歴を指すこともある。
②国家公務員採用総合職試験に合格している人。―組ともいう。
③携帯電話を主とする電気通信事業者のこと。運び手(carrier)に由来する。

キャンセルカルチャー

ある人物や団体が不適切な言動をしたことを人々が問題視し、ボイコットや不買運動によって社会から排除しようとする動き。過剰な反応として否定的な文脈で使われることが多い。

キューアールコード【QRコード】

四角形の中に白黒の正方形をモザイク模様に並べた情報規格の一種。スマホのカメラなどをかざすことで、ウェブサイトなどの情報を読み取ることができる。QRはクイックレスポンス(素早い反応)の意味。デンソーウェーブの登録商標。

キュレーション

インターネット上の情報を収集、分類、整理すること。博物館や美術館で展覧会の企画、構成、運営に携わる専門職、学芸員(キュレーター)に由来。

クアッド【Quad】

英語で「四つの」を意味する。インド太平洋地域に属する日本、アメリカ、オーストラリア、インドの4ヵ国の首脳や外相らが安全保障や経済に関して協議する枠組み。

グーグル【Google】

アメリカの大学院生2人が1998年に創業した企業、または同社が開発したインターネット検索サイト。衛星写真による地図サービス(Googleマップ)、電子メールサービス(Gメール)、翻訳など様々なサービスを無料で利用できる。グーグルで検索することを「ググる」という。

クオータ制

①政治、行政、企業などの組織内で、役職の男女間格差をなくすため、事前に取り決めた一定数を両者に割り当てる制度。1978年に男女平等法を制定したノルウェーが発祥。
②一定期間内、輸入製品の数を制限し、国内生産者を保護する輸入割り当て制度。クオータは「割り当て」「分配」の意味。

クラウドサービス

文書や写真などのデータをインターネット上のサーバーに保管して共有するシステム。インターネットの接続環境があれば、パソコン、スマホ、タブレットなど様々な端末から時間を問わずクラウド上のデータを利用できる。

クラウドファンディング

crowd(群衆)とfunding(資金調達)を組み合わせた造語。インターネットを利用し、ある目的達成のために不特定多数の人から出資してもらうシステム。

クラスター

本来は果実や花の房の意味。
①同種の集団、群れ。
②ある疾患が特定の条件下で蔓延する集団感染。
③原子や分子が集合した状態。
―爆弾 大型の弾体の中に複数の小弾を搭載したもの。

グリーフケア

家族、ペット、親しい友人などとの死別や離婚、失恋、失職といった喪失によって悲嘆に暮れる人が立ち直れるようにするための支援。

クリーンエネルギー

太陽光、風力、水力、地熱、バイオマス(再生可能な生物資源)などから作られる再生可能エネルギー。化石燃料や原子力を利用せず、温室効果ガスなどの有害ガスの排出がゼロであることが条件。

グリーンウォッシュ

環境に配慮しているように見せかけて商品やサービスを売るビジネス戦略。環境保護をイメージさせるグリーンと「ごまかす、うわべを取り繕う」という意味のwhitewashを組み合わせた造語。

グリーントランスフォーメーション(GX)

化石燃料を中心とした経済社会、産業構造を、温室効果ガスを発生させない太陽光や風力といった再生可能エネルギー中心に移行させ、経済社会システム全体を変革して成長につなげる取り組み。

クリティカル

①「危機的な」「重大な」の意味。
―ヒット コンピュータゲームの戦闘時などに相手に致命的な一撃を与えること。
②「批判的な」の意味。
―シンキング 批判的思考。

グローバルサウス

インド、ブラジル、南アフリカ、インドネシア、サウジアラビアなど、南半球を中心とするアジアやアフリカ、中南米などの新興国・途上国の総称。北半球の先進国と対比して使われる。先進国と対等な関係を望む国が多く、ウクライナ情勢を巡って欧米諸国とロシアの緊張関係が続くなか、国連決議などの場面で発言力を強めている。

クローン

①雌雄による受精の過程を経ずに人工的に作り出された、同じ遺伝子を持つ生物。農作物や家畜の改良にも技術は応用されている。
②複製。そっくりなもの。

画像:クローン

ケアテック

ケア(介護)とテクノロジー(技術)を組み合わせた造語。高齢者支援のために、在宅や施設での介護現場にAⅠや情報解析などを取り入れ活用すること。

ケースワーカー

日常生活を送るうえで心身に支障がある人に対して、個別に援助支援する専門職。福祉事務所の社会福祉主事、児童福祉司などのこと。ソーシャル・ケースワーカーの略。

ゲノム

生物が生存するために最小限必要な染色体の1組。その生物を形成・生存させるために必要な遺伝情報のすべてがゲノムに書き込まれている。
―編集ゲノムの配列を切断、挿入して遺伝性疾患の治療をしたり、病気や害虫、異常気象に耐性を持つ農作物を作り出すこと。

コスパ

コストパフォーマンスの略。費用対効果。払った費用(コスト)と得られる効果(パフォーマンス)を比較すること。

コップ【COP】

Conference of the Parties( 締約国会議)の略。条約を締結している国々が集まる会議のことで、生物多様性条約や砂漠化対処条約など、様々なものがある。代表的なCOPは「国連気候変動枠組み条約締約国会議」で、COP30は2025年11月にブラジルで開かれた国連気候変動枠組み条約第30回締約国会議を指す。

コピペ

コピー&ペーストの略。文章や画像などをコピーして、別の場所に貼り付けること。

コミュ力

コミュニケーション能力の略。社会生活において周囲の人々と円滑に意思の伝達や連携を取る能力。

コラボ

コラボレーションの略。異なる分野で協力、共同して行なうこと。共同制作、合作。
例)人気アニメと―したTシャツ。

コンクラーベ

新しいローマ教皇を選ぶ会議。ラテン語のクム・クラーベ(「鍵がかけられた」の意)が語源で、世界中の80歳未満の枢機卿がバチカンのシスティナ礼拝堂に隔離されて行なう。投票の結果、教皇が決まらない場合は礼拝堂の煙突から黒い煙が、新しい教皇が決まると白い煙があがり、鐘が鳴らされる。2025年のコンクラーベによってアメリカ出身のロバート・フランシス・プレボスト枢機卿が選出され、レオ14世が誕生した。

コンセプト

概念。考え。美術、音楽、ファッション、広告などで、着想の骨格となる考え方、観点。

コンセプトカフェ(コンカフェ)

メイドカフェや猫カフェのように、特定の趣味や世界観といった一貫したコンセプト(概念、考え)に基づいて内装や制服などを統一したカフェ。

コンセンサス

複数の人の意見の一致。合意。
例)国民の―を得る。

コンテンツ

ニュース、映画、音楽、ゲームなど情報の中身。

コンプライアンス

企業が法律や社会的倫理を守ること。
例)―の徹底に取り組む。

画像:カタカナ語辞典のイラスト