カタカナ語辞典

ナーバス

一時的に神経質になっているさま、緊張している状態、神経過敏な様子。人によってイライラしたり不安になるほか、怯えたり落ち込むこともある。例)演奏会本番を前に―になる。

ナショナルブランド

メーカーが全国規模で販売する、知名度の高い銘柄や商標。National Brandの頭文字を取ってNBとも呼ばれる。

ナレッジ

知識、情報。ビジネス用語として使う場合は単なる情報ではなく、有益な知識や経験、事例など付加価値のある情報のことを指す。例)―の管理が業績につながる。

ニーズ

欲求、要求。需要。または欠乏を感じている状態。人間が生きる上で必要不可欠な睡眠や食事を求める生理的ニーズ(身体的欲求)のほか、帰属や知識などの社会的・個人的ニーズなどに細分化される。例)この商品には潜在的な―がありそうだ。

ニーサ【NISA】

nippon individual savings accountの略。「少額投資非課税制度」のこと。通常、投資で得た利益には課税されるが、特定範囲内の少額運用に限って非課税とされる。2014年に本格的に開始された。

ネイティブ(ネーティブ)

①「生来の」「生まれつきの」の意味から、その土地生え抜きの人や先住の人々を指す。例)―アメリカン。②他の語と合わせ、「天然の」「自然の」などの意味。例)―トラウト(天然鱒)。③ある言語を母国語として話す人、ネイティブスピーカーの意味。

ネオリベラリズム

新自由主義。国家が個人や市場へ介入するのを最小限にしようとする考え方。大幅な規制緩和や市場の自由競争を重んじることで、富が増大し社会に行きわたるとする。ネオリベともいう。

ネガティブ

否定的、消極的なさま。

―ケイパビリティ

不確実なものや、未解決のものを受容する能力のことで、英国の詩人ジョン・キーツによる語。日本語では「消極的受容力」などと訳される。

ネットオークション

インターネット上で行われる競売。個人や企業が商品やサービスを出品し、最高価格を提示した買い手が落札することで取引が成立する。日本では、ヤフージャパンが1999年に開始した「ヤフオク!」が最大手。

ネットフリックス

米国の大手動画配信事業者およびそのサービスの名称。2007年に配信を開始し、日本では2015年にサービス開始。高画質の映像配信は人気を博している。

ノマドワーカー

遊牧民を表す「ノマド」に「ワーカー(働き手)」を合わせた造語。勤務場所を会社や自宅に固定せず、遊牧民のようにどこでも仕事をする人のこと。

ノンキャリ

ノンキャリアの略。国家公務員採用総合職試験以外の試験によって採用された一般職や地方公務員のことを指す場合が多い。例)あの人は―だが出世した。