滑り止めマットなら、床の冷気をカットする1.7センチ厚のEVA製がおすすめ。

アカツキコーポレーション

パタッとすのこ

サイズ【大】60×120cm、【小】60×90cm、【共通】厚さ1.7cm
重さ【大】1.0kg、【小】0.8kg
材質EVA、EPDM
製造国中国

環境情報

主要材料経口部分・食品接触部分使用材料梱包材
EVA、EPDMなし段ボール、ポリ袋(PP)
転倒を防ぐ両面の滑り止め加工付き。

 浴室の床が冷たいと、入浴するのがおっくうになりがちです。洗い場用の冷気をカットするマットはさまざまなタイプが出回っていますが、アカツキコーポレーション(1948年創業)の本品がおすすめできると思いました。
(1)素材は断熱性にすぐれた厚さ1.7センチのEVA樹脂。素足で乗ると、体温が跳ね返ってくる感じで冷気を感じない。
(2)水道のパッキンに採用されている合成ゴム(EPDM)も含まれている。滑りにくく劣化しにくい素材。
(3)表面と裏面の両面に滑り止め加工がされている。足が乗る面は細かな凹凸で、床に触れる面は大きめのラジアルパターンでズレにくくしている。
 写真3枚目のようにフチがアーチ型にカットされているのでコの字型に畳んで立てると風の通り道ができて、カビが生えにくいところも評価しました。
 使わないときはパタパタッと3つに畳めるので収納場所をとりません。
 洗い場のサイズに合せて選べる大と小の2サイズ。

「湯舟に毎日つかっている人の将来の要介護リスクは約29%下がることがわかっています」

早坂信哉教授(東京都市大学 人間科学部)

 65歳以上の全国1万3786人を3年間調査したところ、毎日湯舟につかって入浴する人は、入浴が週0〜2回の人に比べて要介護認定を受ける割合が28〜29%も低いという結果が出ました(「高齢者における浴槽入浴頻度と新規要介護認定との関連 JAGESコホート研究」2017発表)。
 湯舟につかる入浴では、体が暖まる温熱作用に加えて、水圧や浮力の作用も加わります。暖められて全身への血行が促進されるので、これが要介護リスクを下げるのに関係していると推測されます。
 また、毎日の入浴で将来の脳卒中や心筋梗塞の発症リスクが下がることもわかっています。
 私のおすすめの入浴法は、少しぬるめの40℃のお湯に10分間つかること。冬も面倒がらずに、毎日入浴をおすすめします。

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