血圧を測るたびに動脈硬化リスクの目安と言われる「脈圧」を表示してくれる。
日本精密測器
ソフト加圧血圧計
一般医療機器届出番号 | 226AFBZX00161000 |
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サイズ | 幅12.7×奥行16.2×高さ9.6cm |
重さ | 約331g(本体) |
適応腕周 | 22〜42cm |
材質 | ABS・PC |
付属品 | ACアダプター・収納ケース・単3形アルカリ乾電池4本 |
製造国 | 日本 |
環境チェック情報
主要材料 | 経口部分・食品接触部分使用材料 | 電源コード・プラグの材質 | 梱包材 | |
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コード | プラグ | |||
ABS、PC | なし | PVC | PVC | 段ボール、ポリ袋(PE) |
CO₂排出量情報
消費電力 | 使用時間 | CO₂排出量 | 電気代目安 |
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4W | 1日2回2分、1年間使用すると12.1時間 | 0.018kgCO₂ | 約1.3円 |
「脈圧」とは、最高血圧と最低血圧の数値の差のこと。「上145、下95」の場合は「脈圧50」になる。正常値は血圧の高さにかかわらず「40〜60」で、60を超えると動脈硬化のリスクと深く関わると言われているが、この脈圧を血圧と同時に表示してくれるのが本機である。
編集部で調べた限り、1万円以下の普及価格の血圧計の競合品は6種(代表的な6メーカー)あったが、測るたびに脈圧を表示するタイプは本機以外には見当らなかった。
国内製造にこだわる日本精密測器(1950年創業)の上腕式血圧計の最新機種である。欧州高血圧学会(ESH)の厳しい測定精度試験に合格している。
測定方法は、ソフト加圧式。従来品の多くは、「一気に加圧して、そのあとに減圧しながら脈波を読み取って血圧を測定する」タイプが主流だったが、加圧で痛みを感じる人もいた。
本機の加圧は、徐々に加圧していくゆっくり加圧。測定ボタンを押すと一気に加圧せずに、ゆっくり加圧していく。「測定するのに十分な圧力がかかっている」と機械が判断したら、それ以上の加圧はしないで、減圧に切り替わって血圧を測定するので、痛すぎることがない。
日本高血圧学会は血圧を2回測定して平均値を取ることを推奨しているが、本機なら2回測るのも苦にならないはずだ。
画面の表示は写真のように大きいので、老眼でも読み取りやすい。腕帯は二の腕にはめ込んで面テープで留める筒状カフ式。
2人分のデータを60回分記録できてすぐに呼び出せるので、血圧手帳に記入するのを忘れても、あとからその日の血圧がわかる。
電源はACアダプターまたは付属の単3形乾電池4本。