『はたらく細胞』©清水茜/講談社
人気漫画
『はたらく細胞』
シリーズに学ぶ
私たちの
体を守るコスメ
『はたらく細胞』とは
はたらく細胞●シリーズ累計950万部突破(2023年3月時点)。私たちの体の中で休みなく働く、およそ37兆個の細胞たちの奮闘ドラマを描いた「細胞擬人化」漫画。
健やかな肌や体を保つために、
細胞たちは体内で日々奮闘しています。
コスメもまた、肌や体を健やかに
導き守る大切な役目を担っています。
トラブルが起こりやすい部位には、
頼りになるコスメをぜひ使ってください。
口腔内は最近だらけ!?
“歯周病”から守る
『はたらく細胞BLACK(5)』©原田重光・初嘉屋一生・清水茜/講談社
第30話:歯周病、牙城、誤算。
あらすじ/歯周病が重症化した口腔内。白血球たちが歯周ポケットに潜入し戦おうとするも、1mg中におよそ10億匹もの細菌がうごめくプラークという強敵を前に、なすすべもなく果ててしまう。
敵は、歯と歯の隙間に潜むプラーク。しっかり落として歯周病予防を。
この漫画の舞台は、ろくに歯を磨かず、歯周病菌の巣窟と化した口の中です。歯周病の一番の原因は、歯に付着した細菌の塊、プラーク(歯垢)。磨き残しによってプラークが増殖していくと、歯茎が炎症を起こして歯を支える骨を溶かしてしまい、歯を失うことに。また、歯周病菌は歯肉を通じて全身の血管に侵入し、がんやアルツハイマー病などの一因になるとも言われています。歯を磨かないのは論外ですが、漫然と磨くのも予防としては不十分。歯と歯肉の境目の汚れもきちんと落とすこと、そして歯周病予防ができる歯磨き粉を選ぶことが大切です。
Key Word
[ 歯周病菌 ]
口の中に常在する悪玉菌の一種で、歯茎に炎症を起こし、徐々に周りの組織を破壊していく。歯を支えている骨を溶かすため、症状が進行すると歯が抜ける原因となる。
Key Word
[ プラーク ]
歯の表面や歯間、歯と歯茎の境目に付着している白くねばねばとした細菌の塊(歯垢)。1mg中に約10億の細菌がいるとされ、放っておくと歯石化したり、むし歯や歯周病を引き起こす。
守るコスメ①
薬用歯磨き粉 白絹練
歯周病予防も美白も叶える。天然原料の薬用歯磨き粉で口腔ケアを。
4種の薬用成分配合で、歯周病予防や歯のホワイトニングなど9つの効能・効果をもつ薬用歯磨き粉です。これだけ高機能でありながら、全成分天然原料でできているものは大変希少です。
薬用成分のポリリン酸ナトリウムが歯周病菌のエサとなる歯の黄ばみ(着色汚れ)をはがし、シルク末がしっかり洗浄。歯石の沈着を防ぎます。むし歯の予防にはクマザサエキスやキシリトール、歯茎の引き締めにはシャクヤクエキス、口臭対策には茶エキスが対応。むし歯を防いで歯周病になりにくい健やかな口腔環境に整えてくれます。
歯のエナメル質を傷つける強い研磨剤は不使用なので知覚過敏が気になる人にもおすすめ。石油由来の発泡剤も無添加なので泡立ちは控えめです。
家族みんなで使いやすいおだやかなシトラスミント味。薬用歯磨き粉を68年にわたってつくり続けてきている日本ゼトック製です。
頻繁な消毒にご用心!
“手荒れ”から守る
『はたらく細菌(1)』©吉田はるゆき・清水茜/講談社
肌荒れの危機!表皮ブドウ球菌vs.黄色ブドウ球菌
あらすじ/黄色ブドウ球菌(悪玉菌)が蔓延する荒れた肌。ある時、消毒液が降り注ぎ悪玉菌は駆逐されるが、それは肌を潤す表皮ブドウ球菌(善玉菌)をも殺すので肌は一層枯れてしまうのであった。
消毒による手荒れにはこまめな潤い補給が大切。
皮脂が枯渇し悪玉菌たちによって荒らされた肌の上。消毒液によって悪玉菌たちがいなくなったものの、肌の潤いを守る善玉菌までもが死滅し、ますます肌はカサカサに……というストーリー。コロナ禍で手洗い・消毒を頻繁に行うようになったために、手荒れに悩む人が増えています。潤いが足りず肌バリアが壊れると炎症を起こしやすくなり、手荒れがいっそうひどくなるという悪循環に陥ります。手洗い・消毒のあとは必ず保湿を。保湿力の高いハンドクリームでこまめにケアし、潤いバリアをつくっていきましょう。
Key Word
[ 表皮ブドウ球菌 ]
汗や皮脂をエサにグリセリンや脂肪酸といった保湿成分を生み出す善玉菌。肌の潤いを保ち、ほかの病原菌から表皮を守るバリア膜の役割を担う。
Key Word
[ 黄色ブドウ球菌 ]
傷口などからしみ出た体液をエサに増殖する悪玉菌で肌の炎症を引き起こす。病原性が高く、体内に入り込むと皮膚感染症などを引き起こすことがある。
Key Word
[ 消毒液 ]
菌やウイルスを無毒化する薬品。悪玉の黄色ブドウ球菌をやっつけると同時に、善玉の表皮ブドウ球菌も退治してしまうので、潤いが不足し肌荒れを加速させてしまう。
守るコスメ②
薬用Wホワイトニングハンドクリーム 雪の下
消毒による手荒れ、乾燥、シミまで1本でケア。ふっくらなめらかな手肌に。
手洗い・消毒による手荒れ、加齢や日焼けによる手肌のシミを、1本で解決する薬用ハンドクリームです。
手荒れと乾燥ジワ対策には、7種の保湿成分で対応。ユキノシタエキスなどの水性成分が、角質層に浸透してしぼんだ肌をふっくらみずみずしく整えます。さらに、オリーブスクワランなどの油性成分が潤いをしっかり閉じ込めるため、水仕事をしてもベタつかず、長時間しっとりした肌をキープできます。
薬用美白成分は、トウモロコシ由来の「アルブチン」と、ジャガイモ由来のビタミンC誘導体「L -アスコルビン酸2 -グルコシド」の2種を贅沢に配合。シミのもととなるメラニンの生成を抑えて、手肌に透明感をもたらしてくれます。
石油系合成界面活性剤、防腐剤、香料、着色料は一切使わず、天然原料成分だけでつくったミロットの自信作。消毒や手洗いで荒れた手肌にもやさしい処方です。
菌の温床になりやすい
“ささくれ”から守る
『はたらく細菌(5)』©吉田はるゆき・清水茜/講談社
必見! 正しい手洗い
あらすじ/さまざまな菌が暮す「手」。悪玉菌たちは、洗われにくい“指先”に潜伏するが、宿主(人間)がマスターした「正しい手洗い」によってすみずみまでしっかり洗われ、居場所を失ってしまう。
菌の侵入を防ぐため、爪先までの保湿も大事。
菌の侵入を防ぐため、爪先までの保湿も大事。
指に残った悪玉菌は食べ物に移り、宿主(人間)の体内に入ってしまいますから、このストーリーのように正しい手洗いを身につけ、悪玉菌の生息を防ぐことは大切です。ただしその後の乾燥にはご注意を。爪が割れやすくなったり、ささくれ立った指先は悪玉菌の棲家となりますから、手洗いや消毒後は爪の保湿も十分に行ってください。
Key Word
[ 正しい手洗い ]
流水でよく手を濡らし、石けんをたっぷり泡立て指と指の間や爪の溝、手首までくまなく洗うことで悪玉菌を洗い流すことができる。清潔なタオル等で水分をよく拭き取ることも肝心。
守るコスメ③
ネイルオイル 美爪手
吸着型ケラチン配合。ささくれや割れのない美しい爪に。
爪の80%を構成するたんぱく質の「ケラチン」を配合したネイルオイルです。羊毛から抽出したケラチンをカチオン(陽イオン)化し、爪への吸着力をアップ。ひび割れや白い縦スジになじんで、桜色の強く美しい爪に導きます。6種の天然保湿成分配合で、乾燥しやすい爪周りの肌もしっとり。ウイルスが付着しやすいささくれも防げます。多くの女優さんを担当するネイリスト、井上由美さんが開発したプロ仕様品。
皮脂詰まりを撃退!
“頭皮荒れ”から守る
『はたらく細菌(1)』©️吉田はるゆき・清水茜/講談社
あなたの皮フでくらしてます★マラセチア菌
あらすじ/1000億以上の菌が棲む「頭皮」。皮脂が大好物なマラセチア菌(悪玉菌)は腸に棲む菌と連携をとって皮脂を増やし、宿主(人間)の頭皮を荒らすが洗浄力の高いシャンプーにより駆逐されてしまう。
毛穴に詰まった皮脂をきちんと落とす習慣を。
秋冬は頭皮トラブルが増える時期。夏の紫外線ダメージや皮脂の増加によってベタつきやかゆみで頭皮が荒れ、フケや抜け毛が増えるのです。とくに漫画にあるように過剰な皮脂は、マラセチア菌を活発にし頭皮を荒らすので、シャンプーだけでなく、週1~2回は頭皮専用のクレンジングで洗うようにしてください。
Key Word
[ マラセチア菌 ]
肌荒れの原因となるカビの一種。誰の皮膚にも存在する常在菌で普段は無害だが、皮脂などの分泌物が増えると、それをエサに増殖し、臭いや炎症の原因となる。
守るコスメ④
頭皮クレンジング 清巡
薄毛・抜け毛の一因、毛穴詰まりを洗浄し健やかな髪へ。
頭皮の脂は24時間で酸化し「過酸化脂質」となり、毛穴を詰まらせて髪への栄養補給を止めてしまいます。女性の薄毛悩みのために開発された本品で、頭皮洗浄を始めましょう。オレンジ油などの植物由来成分がシャンプーでは落としきれない皮脂汚れをしっかり洗浄します。さらに、ゴマ油が頭皮に潤いを与え、甘草根エキスが炎症に働きかけ頭皮環境を整えてくれます。育毛専門メーカー、スヴェンソンが石油系成分不使用でつくった力作。