茶わん蒸し
材料(2人分)
卵…2個
A
だし…200㎖
うすくちしょうゆ、みりん…各小さじ2
しめじ(石づきを除いてほぐしたもの)…山盛り大さじ2
かまぼこ(薄切り)…2枚
みつば…4本(熱湯をかけてしんなりしたら、2本合わせ片結びにする)
ゆずの皮(せん切り)…少々
作り方
- ボウルにAを合わせ、溶いた卵を加えてざるなどでこす。
- 耐熱性の器を2つ用意し、それぞれにしめじ、かまぼこを入れ、①を加えて、ぴったりとラップをかける。
- ②の上に、真ん中をくり抜いたアルミホイルをかぶせる。縁は1㎝下がる程度に(「ここがコツ」参照)。耐熱性の小皿にのせる。
- 電子レンジ庫内の中央に③の1つを置き、2分(600W)加熱する。ラップの上からのぞいてみて、卵がゆるいときは、さらに30秒ずつ様子をみながら加熱する。もう1つも同様にする。
- 取り出して、アルミホイルとラップを外し、みつばとゆずの皮をのせる。
ここがコツ
アルミホイルを使うと、卵を加熱しすぎるのを防げます。器の直径よりひとまわり大きく切り、真ん中をくり抜いてラップの上からかぶせます。
「卵やアルミホイルを電子レンジに入れるのは危険」と思い込んでいる人も多いのですが、ちょっとしたコツを押さえれば、安全に、簡単に調理することができます。
1:生卵を調理するときは加熱時間に注意する
「生卵を電子レンジで調理すると、爆発する」と思っている人もいるかも。でもレシピで紹介しているやり方で、加熱時間を守って調理すればゆで卵も温泉卵もつくれます。加熱時間を長くし過ぎないよう気をつけましょう。
2:アルミホイルはレンジに触れないように使う
現在市販されている電子レンジは、壁面に放電防止素材が使われていますが、アルミホイルが底や壁面に直接触れると、パチパチする可能性があります。アルミホイルが直接レンジに触れないように使用しましょう。
3:電子レンジで使用できない器がある
ステンレスや漆、金箔が施された器などは、焦げたり割れたりする可能性があります。ほかにも、耐熱性のないもの、耐熱温度が140℃未満の器は電子レンジに不向きです。
レシピ出典
『シニアひとり分のマグカップごはん 』(宝島社)
『村上祥子の電子レンジでシニアごはん』(宝島社)
※本誌用に一部レシピをアレンジした箇所もあります。
本誌の「レンチンタイム」は600Wの場合の目安です。おうちの電子レンジのワット数が500W/700Wのときは、加熱時間を調整してください。