村上祥子のがんばらないレンチンごはん

様々な栄養素がバランスよく
含まれている『卵』を使ったレシピ4選

筋肉をつくるたんぱく質や、活性酸素を抑えて老化防止につながるビタミンA、ビタミンEなどの栄養素が豊富で、認知機能に効果が期待される「卵黄コリン」も含まれています。

村上祥子さん イメージ

レシピをつくった人

村上祥子さん

料理研究家、管理栄養士。公立大学法人福岡女子大学国際文理学部 食・健康学科客員教授(栄養指導講座)。電子レンジ調理の第一人者として著作多数。

ゆで卵

ゆで卵 イメージ

食べたいときに1個からつくれます。

材料(1人分)

卵…1個

作り方

  1. 25㎝四方のアルミホイルに卵をのせて包む。
  2. 耐熱性のカップに水100㎖(分量外)を注ぎ、①を入れてラップをかける(「ここがコツ」参照)。
  3. 電子レンジで2分(600W)加熱し、さらに「弱(150~200W)」または「解凍メニュー」に切り替えて12分加熱する。半熟にしたい場合は、弱で7分加熱する。
  4. 水を捨て、アルミホイルを外して殻をむく。

ここがコツ

ここがコツ イメージ

アルミホイルで包んだ卵は、しっかり水に浸かっていることを確認して。器の上にふんわりラップをかけて加熱します。

レンチン料理をおいしくつくるコツ

「卵やアルミホイルを電子レンジに入れるのは危険」と思い込んでいる人も多いのですが、ちょっとしたコツを押さえれば、安全に、簡単に調理することができます。

1:生卵を調理するときは加熱時間に注意する

生卵を調理するときは加熱時間に注意する イメージ

「生卵を電子レンジで調理すると、爆発する」と思っている人もいるかも。でもレシピで紹介しているやり方で、加熱時間を守って調理すればゆで卵も温泉卵もつくれます。加熱時間を長くし過ぎないよう気をつけましょう。

2:アルミホイルはレンジに触れないように使う

アルミホイルはレンジに触れないように使う イメージ

現在市販されている電子レンジは、壁面に放電防止素材が使われていますが、アルミホイルが底や壁面に直接触れると、パチパチする可能性があります。アルミホイルが直接レンジに触れないように使用しましょう。

3:電子レンジで使用できない器がある

電子レンジで使用できない器がある イメージ

ステンレスや漆、金箔が施された器などは、焦げたり割れたりする可能性があります。ほかにも、耐熱性のないもの、耐熱温度が140℃未満の器は電子レンジに不向きです。

レシピ出典

レシピ出典 イメージ

『シニアひとり分のマグカップごはん 』(宝島社)
『村上祥子の電子レンジでシニアごはん』(宝島社)
※本誌用に一部レシピをアレンジした箇所もあります。

本誌の「レンチンタイム」は600Wの場合の目安です。おうちの電子レンジのワット数が500W/700Wのときは、加熱時間を調整してください。

レシピ一覧

最近1週間の人気ランキング